こんにちは。ご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回のテーマは「学習意欲」。

長年教師として働いてきましたが、この学習意欲、ワクワク、探究心、そういった類の意欲が、教育で一番大切なものだろうと、確信をもてるようになりました。

 

近年、各教科の評価項目が見直されました。

例えば国語なら①関心意欲態度 ②話す聞く ③書く ④話す ⑤語彙

この5観点が、3観点になりました。

①関心意欲態度(学びに向かう力) ②知識技能 ③思考判断表現

 

国語のみならず、道徳以外の教科はすべてこの3観点になった訳ですが(一部私立を除く)、①の関心意欲態度、これは残ったままです。

それだけ、①の観点は大切です。

 

例えば、

好きな教科の勉強と、そうでない教科の勉強

強制されてイヤイヤやる勉強と、自主的に取り組む勉強

前者の方が、効率よく勉強できることは想像に容易いことです。

 

私は普段、「学習意欲」をどうしたら引き出せるか考えながら授業をしています。

子どもが乗って来たと思った時のパフォーマンスはとても良いです。

給食後の5時間目など、眠気が襲ってくるし、学習効果は薄いことを感じるので、可能な限り、午前中の早い時間に主要教科を教えています。

 

子どもの様子を見ていても顕著です。

成績が低位の子は、何をするにも学習意欲が湧きづらいです。学習内容が理解できない、字面を読む力がないので、そこまで基礎的な力がなければ、当然といえば当然です。しかし、それはあまりにも気の毒です。

 

成績が上位の子は、「学習意欲」のレベルが違います。学習内容は理解できていることはもちろん、なんなら塾等で事前に学習して、既習事項のはずなのに、学習意欲が高い。簡単すぎて学習意欲が湧かないぐらい優秀な子もごく稀にいますが、そこまで優秀なのは例外です。

 

 

では、家庭で学習意欲を高めるにはどうしたらよいか。

個人懇談で教えてもらいました。

・親が頑張る。

・環境をつくる。

ざっくり言うとこれぐらいでしょうか。

 

・親が頑張るということについて

 例えば、父親が、いろいろな話を子どもにするそうです。話し方がうまいのでしょう。子どもからも質問が来るけど、一つ一つに答える、話す、その繰り返しだそうです。子どもが聞きっぱなしになるのではなく、ちゃんと質問が来るというのがすごいですね。ちゃんと興味を持たせています。ちなみにこの話は以前にも書かせていただきました。

 

・環境をつくるということについて

 親が普段から本を読んでいる姿を見せる、子どもの前であまりスマホを触らない、本を手軽に取れる、落ち着いて学習に取り組める環境がある、子どもの努力だけではできない環境を、いかに親がつくるかということですね。

 

また、子どもの教育に関しては、本がたくさん出ているので、それを読んで実践する。一番の近道です。きっと子どもの学習にとって良いんだろうな、という「嗅覚」のような感覚が養われます。

 

一応最後に

「うちはうち、勉強はしたければすればいいし、したくなかったらしなければいい」といった教育観の保護者が一定数います。その被害者は誰ですかと聞きたいです。子どもが勉強をしなくなかったら、したくなるように働きかけるのが親の務めではないでしょうか。

 

では、最後が批判となって大変恐縮ですが、今回はここまで。