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夏休みが明けました。

クラスの子たち、初日はコロナが心配で不安そうな表情をしていました。

でもすぐに明るい笑顔に戻り、久しぶりの学校生活を送れること、友達と話ができることを喜んでいる様子でした。

 

私自身も、子どもと一緒に対面で授業ができることがとても嬉しく、いつ学級閉鎖・休校になるともわからない今この瞬間を大切にしようと思えるようになりました。

 

 

さて今回の話題は「内発的動機付け」

対義語は「外発的動機付け」です

 

------------------------ 定義等 ------------------------

簡単に言うと、

「内発的」は、内から込み上げてくる興味関心によって自主的・主体的に取り組む様で、

「外発的」とは、金銭やリターンを期待して、その目的のために取り組む様のことです。

より詳しい定義については他のサイトに載っているので、もし興味があればご参照ください。

 

「内発的動機付け」の同義語・類義語として、「わくわく」、「モチベーション」、「学習意欲」などが考えられますが、今回はあえて「内発的動機付け」と、難しい言葉を使います。

 

「内発的動機付け」

私個人の考えでは、学校教育で大切にしてほしいこと1位、

家庭教育で大切にしてほしいこと2位です。(1位はvol.100のとき書きます。)

 

では、私の実体験をもとに、その大切さについて語ります。

 

------------------------ 実体験 ------------------------

高校時代、私は数学で挫折しました。

なんでこんなことをやっているんだろう。どこで役立つのだろう。それがわからず、面白さも見出せず、避けて通りました。それをきっかけに、いろんな教科の学習にも興味がなくなってしまい、勉強を放棄しました。

 

転機は地理の授業。

単に、たまたま自分の興味と地理の内容が重なっただけかもしれませんが、この勉強は、面白い!とワクワクしながら授業を受けたのを今でも覚えています。その当時、地理のことばかり考えていて、おそらく当時の頭の中の95%を占めていたような、そんな感覚でした。地理の全国模試の偏差値、勉強を避けていた頃は50前後でしたが、地理に目覚めてから、3ヶ月ほど後の次の模試では68.9になりました。

 

確実に、「内発的動機付け」がなされた結果でした。

おそらく同じような体験をした方も多いことと思います。

 

 

------------------------ 感動体験との関係 ------------------------

内から込み上げてくる興味関心、それを子どもにもってもらいたいんです。

きっと「感動体験」と関係があります。

「何かに感動する→興味関心が高まる」

このプロセスを大切にしたいです。

 

例えば夏休み、里山体験が人気ですよね。きっと、自然に触れ、感動する場面があると思います。

里山体験の一番の狙いは、「感動する心」を育むことにあるのではないでしょうか。

子どもの頃の里山体験は、きっとその後の生活を豊かにするはずです。

 

里山体験のような「感動体験」を、いかに積ませるか、それが教育では大切な気がします。

 

------------------------ まとめ ------------------------

子どもにはそれぞれ特性があり、向き不向きもあります。

だから、子どもが興味関心をもてるよう日頃からいろんな場面で感動体験を積ませ、子どもがいろんなことに興味関心をもって調べたり、学んだりする環境を整えてあげる、それが大切なのかなと思います。

 

 

内発的動機付け、またそれには「推進力」のような、意欲を行動に繋げるための力も必要だとは思いますが、そこまで話すと長くなるので、今回はここまでとします。

 

ご覧いただき、ありがとうございました。