司馬先生「アメリカ素描」大事なところ拾い書き5

p410 人間関係を求めて

ボストンと冒頭に書いてある。きまじめな街、有力大学があり

博物館、研究所、交響楽団があると書いてある。

この街は清教徒が作ったとのこと。そしてこの街から英国からの独立運動が

始まったとのこと。

初期のアメリカ人にとって聖地のような街なんだろうな。

この項で「アメリカ人は孤独だ」と書かれている。

そうなのか…日本人も孤独だけどな。孤独の原因は何か…

先生は「普遍性を信じる社会にとって孤独は副産物と書いている。

私の頭では理解できないが…アメリカ建国の基礎は「法」によっていると

この本のどこかに書かれていたと記憶しているが、要は法によって支配されると

各自の文化の上に法がくるから納得できないことが多々あって、しかし法が

優先だから我慢を求められて…孤独になる…って浅はかだが、こんな所かな。

で、あれば日本人も納得できる気がするが。

特にここ10年で日本人は急速に孤独になった気がするな。

炎上が怖くてな。どうなるんかな。この薄っぺらい世の中は…

人の言葉尻とって批判するから何も言わなくなるわな。

自業自得。自分で自分の首を絞めてることに気づかないんだな。

 

p439 ウォール街

ドルは米国通貨であると同時に世界の取引に使われる通貨で、それを

国際通貨と呼んでいる。

米国経済がずば抜けて大きいときは、それでいいらしいが現在のように

欧州や日本の経済力が強くなってくると、ドルの力を維持するのが大変らしく

同時に米国の力の衰えるらしい。

昔1ドルは360円だったが、紆余曲折あって、今は150円代で

「円高」になっているわけ。

それの何がまずいか経済音痴な私にはわからない。

でも米国が衰えると日本の製造業のものを売る先、市場がなくなるわけだから

それは日本の不景気につながるのは私でもわかる。

ということは米国は圧倒的に力を持っていてもらわねば困る。

どうすりゃいいんかな。

司馬先生の不安を記しておく

農業と高度技術産業はべつとしてものを作らなくなったアメリカがカネという

数理化されたものだけで将来、それだけで儲けてゆくとなると滅びるのではないか

と言う。私としても大いに不安であるな。であるならトランプ大統領の言う

アメリカファーストを支持したくなるな。

最後になるが、司馬先生がこれを書かれているのは1980年代で今は2025年

45年の差に対して先生が言われたアメリカになっているか否か私にはわからない。

アメリカは多くの難題を抱えていて、中国の台頭めざましく民主主義のアメリカは

とても苦しいのは間違いない。要は自由の国を標ぼうしているから独裁国家の

ようにはできない。従って民衆を力で抑えることが独裁国家より弱い。

とても心配なアメリカをはじめとする民主主義国家だが、アメリカを支えることが

世界を安定させることだと私は思う。どう支えるかは低能な私には正解がない。

アメリカで工場を建てて雇用や経済貢献は一案だが、日本国内の雇用を守れれば

の話だから…誰か有能な人に妙案を出してほしいな。

アメリカの栄光なくして日本の未来はないからな。

しかし司馬先生の本を読み続けてる私だが、いまだに先生の言わんとするところ

の理解力の乏しさに暗然とするな。