司馬先生「アメリカ素描」大事なところ拾い書き3

アメリカの清教徒感覚 p341

清教徒革命とか昔、習ったが覚えてない。クロムウェルのことは

名前だけ憶えているが。

司馬先生がこの本を書かれた当時1980年代ボストンは優雅な街だったそう。

ボストンはワスプの本拠だって。

1629年(日本で言えば幕府が開かれて26年後)マサチューセッツ湾植民地

として出発して以来の伝統を懸命に守っているとのこと。

この人たちは流民ではなく、英国の中産階級だったためか過度に宗教的だったそう。

 

キリスト教は大別してカトリックとプロテスタントになるが、英国は

英国国教会(アングリカンチャーチ)を国教としてる。

1543年カトリックから分かれ、国王を首長とする宗派だが

教義が曖昧なまま新教化したとのこと。

それに不満だったのが清教徒だったとのこと。

清教徒は強烈に自律的とのことで自他の違いを区別することに過敏とのこと。

日本人から見ると相当に肩ぐるしい人たちだろうな。

 

p344にこう書いてある。

「自分たちは民族的にはアングロサクソンだが英国国民であることを

条件づけるあのいやな国教会の徒ではない」として猛烈なカトリックや

異教徒との区別化を行い、虐殺も多々あった。おそろしいな。

ちょっとそれるが人類史上、意味もなく殺されていった人の数って天文学的

だろうな。

現在でもそうだもんな。この先人類はどうなるのかな。

 

まぁともかく日本人の感覚でアメリカ人は陽気だって思うけど

事実は相当違うということを心しておかねばならないな。

その人たちの考え方を構成している元がどういう考えなのか慎重に

考えて接しなくては文化の衝突になるな。浅く、甘い日本人的感覚では

絶対だめだな。

 

p350 アメリカに歴史はあるのか!

私は低能のくせに、本を読むので少し歴史を知っている。

その私に他人がアメリカって歴史あるの?と聞かれれば偉そうにこう言う

だろう。「アメリカなんてたかだが200年だけだよ」って。

これを慎まなければいけない文章が先生によって記されている。

「歴史と言う概念を古めかしい世界としてしかとらえてない人たちがまだいる」

続いて「アメリカ史を研究することは近代史を精密にしていくことだろう」って。

私は自分の知ったかぶりを大いに反省し、ますます言葉を慎もうと思った。

私程度が何を偉そうにって、いつも謙虚にしようと思ったな。

なんと言ってもアメリカは現在使われている便利商品ほとんどを発明した

世界一の文明国なんだから。