司馬先生「峠」素描2

下巻p393 継之助が官軍との決戦に際し、一同に言った言葉。

「御一同共、必死を極めて勝ちませう。

死ぬ気になって致せば生きることも出来、疑いもなく大功を樹てられますが

もし死にたくない、危ない目に逢いたくないと云う心があらうなら

、夫こそ生きることもできず、空敷(むなしく)汚名を後世まで残し…」

 

うーん。昔の武将が…今の軍隊でも普通に発する言葉だとは思うが…

でもな…生死をかけなければ汚名を後世に残すという事を重く

受け止めたいと思う。

どうしても現世のことを考えてしまうが

汚名を後世に残すことの恐ろしさを我々現代人は忘れていると思う。

だからか…この継之助の言葉をここに書きたかった。

 

これ私が思っている以上に重要だと直感で思う。

現世の自分の利益より、子孫の目を気にする考えというか

未来を見て物事を判断する心得というか…いい言葉が浮かばないが…

私も現代人のひとりだが、あまりに考えが浅はかなんだろうな。

どう言えば自分が納得できるか…答えは今はまだでないか。

それを「峠」から得たいと思ったが私のレベルでは無理か。

もっと死に物狂いで本を読むしかないか。