オランダ紀行2…自律性と倫理性
P270 ペイラント
アムステルダムがスペイン軍に包囲されているとき
籠城組の中でペイラントという商人がスペインに武器を内緒で売っていた
当然みんなはペイを責める…するとペイは
「自由じゃないか」とのたまう
司馬先生は資本主義は人類に、自由と個人という2つの贈り物をした。
時に際限もなくなるこの活動に対し、いわば歯止めとして
自律性と倫理性をプロテスタンティズムに説き続けた…と書かれている。
あぁ毎度のことだが昔、これを読んだときには気づかなかった事だな。
自律性と論理性…私の見たところ、それに近いのが日本人の倫理観だと
思っていたな。「そりゃ、人としてだめでしょ」って人生で何度か
言ってたがその土台は私が受けた教育からの倫理観だと思うな。
それが崩れ去って利益が出せれば裏切ったって、だましたってOKという
世の中になった気がするな。
でもそれはいつか破綻する。商売は信頼が元になければ成り立たないから
だましたってOKって考えは破綻必至だ。はやくそうなってほしい。
くそみたいな連中がこの世から一掃されてほしい…が私の曇った目には
真偽を見抜く力がないんだな。情けないが、凡夫だからな。
しかし人類は苦しみの連続だな。そろそろ神様の裁決が下る気がする。
怖いな。
