自立し、自律する国民…オランダ紀行

司馬先生の街道をゆくの35オランダ紀行

毎度言うが、昔読んだときに気付かなかったことの多い事、

情けないね。

P138

将来を樹(た)てないと民族はなくなる

常に将来を。今私どもが立っている現在も、かつてのひとびとが

将来を思って営んでくれたおかげなのである…と書かれている。

オランダ人は偉大だな。昔の日本人もそうだったけどな。

 

私たちの親もそうだな。子供の事、孫の事を思って、心配して育ててくれる、

財産を残してくれる…

しかし今の私たちは親を施設に入れる、あとは「プロにお任せ」という

美辞麗句で自分と周囲が納得した気になる。

そして…先祖の墓参りもしない。

先祖が苦労して子孫に何かを残そうとしてくれたのに私たちは

先祖供養も感謝もしない。

私のことだな。後悔している。

自分一人で生きてるんじゃない、人類生誕以来の先祖がいて

自分がいて、さらに数百年後の子孫もいる。

その子孫のために…と思って計画しながら生きないといけないが

どうしても今さえよければいいになってしまう。

直の子孫である子供の事さえ考えない親がいる。

子供が苦しんでいるのにスマホゲームに夢中の親だな。

いずれ老後、自分の子に捨てられるのにな。

まぁそういう親の子供も同じ程度だからいいか。

 

P142

明治初期にお雇い外国人で来日し、多くの実績を残してくれた人たち。

忘れ去られていくのが恐れ多いので書き記したい。

ファン・ドール氏

国土の保安と殖産のため土木設計に尽力頂いた。

猪苗代湖に銅像があるとのこと。いずれ行って謝意を表したい。

 

ヨハネス・デ・レーケ氏

全国の河川でレーケ氏の助言が加えられなかったところはないとのこと。

私たちは自立し、やがては自律すれば国家の保持は疑いなし、

それはイコール子孫の繁栄も疑いなし…と思うな。

我が国は欧州諸国のような本格的に侵略された経験がないから

国が永遠にあると思い込んでいるんだろうな。

 

しかし日本に近代国家が成立した明治が幸か不幸かはさておいて

欧米にはお世話になったな。

感謝してます。

私も自立し、自律しないといけないが気づくのが遅すぎたな。