竜馬がゆく

この本、司馬先生の竜馬がゆく。先回読んだのは30年前。

今回人生最後のこれを読んで私は何も身についてなかったことを

腹の底からわかったな。

「議論はたとえ勝っても相手の恨みを買うだけ」

まったくその通り、正論で相手をたたき伏せても本当にそうだな。

会社で時として私も偉そうに正論を言ってたな。

でも誰からも支持されなかったな。

そいつらを私は「事なかれ主義の馬鹿ども」と思っていたな。

30年前にこれを読んでいたのに何もわかってなかったことがわかったな。

私はなんて愚か者なんだろうな。

 

しかし読みながら有名な人を帳面に書き留めているが多いな。

綺羅星のごとくの有名人。多くは明治前に死んでいったな。

司馬先生が言われる「そういう役」だったんだろうな。天から指名されたんだな。

ということは…今の世界的難局にも…かもな。

 

幕末関係の小説を読むと自分なら佐幕か勤王かどっちかと考えるが体制側思考の私は

佐幕だな。会津が好きだな。ボクトツというのか狡猾さがないというか

いつか会津に行きたいな。

 

しかし攘夷・勤王の連中は頑迷で、他の考え、西洋文明を受け入れて近代化して

欧米列強に対抗するしかないという開明派と相いれず、

後世から見ても、開明派の考えが一番正しいと思うが、攘夷の連中は世界情勢や

現実を理解しようともしないキチガイばかりで、でも勝ったのはそっちの連中・・・

 

…ということは時代を変えるのは正論や知識ではなく、

地の底からうねりあがってくる情熱ということなんだな。

情熱の前に正論も常識も理屈も跳ね返されるんだな。

これ深く認識しないといけないな。

今、我々は理屈に縛られて苦しんでるな。口の達者なやつが勝ってるが

そういうのが一掃されるのかな。

でも新時代を迎えるには「お役」を持った多くの人が役を果たして死んでいくんだな。

しかし今の日本で何を変えなきゃいけないんだ?

変わらなきゃいけないのは民度だと思うな。政治ではないな。

政治だと思ってる人は罠にはまってることに気付かないんだな。