2022年10月16日 F.V.S、JASONS、MAGNOLIA、Raiz 他 | ライヴレポートとかCDレビューとか

『はじめに』
 2022年10月16日のライヴを楽しみにしていました。この日はダブルヘッダーで、栄TIGHT ROPE ⇒ 栄CIRCUS で楽しみました。
 お目当てのバンドは、栄TIGHT ROPEが「無印良音、F.V.S、JASONS」、栄CIRCUSが「ANGORA、MAGNOLIA、Raiz」です。この6バンドでライヴ写真を撮らせてもらいました。

 ANGORA と JASONS は今年参戦の機会がありましたが、無印良音と MAGNOLIA は昨年11/21以来、F.V.S と Raiz は昨年12/19以来です。
 この4バンドを聴かずに年を越すのは、あまりにも忍びない。違うイベントだけれど、同じ日にそれらを楽しめる機会を逃す手はないよね。
 たまたま栄TIGHT ROPEの恵幸プレゼンツが13時スタートで、栄CIRCUS のイベントが18:30スタートで、時間差でライヴがあって、場所も歩いて10分だし。この2つをいっしょに楽しんじゃいます。
 松屋新栄店で牛めしを食べたし、スタンバイOKです!

【栄TIGHT ROPE編】


①「無印良音」
 会場の栄TIGHT ROPEの中には、ステージからちょっと離れた場所にイスが1列に並べられていました。恵幸さんが招待客さまのために、いわゆる「来賓席」を準備していたのよ。恵幸さん優しいのね。
 ほとんどの人は2番目の「無印良音」が終わったら帰ったみたいですね。最初が無印良音だったほうが良かったかな。彼らの音楽はいわゆる「老若男女」問わずに楽しめる音楽ですから。私もこのバンドが好きですよ。


②「F.V.S」
 前回のライヴではベースの安田大輔さんがヴォーカルを取っていました。昨年の10月まで宮城県にいて、WILD FRONTIER でどうしてもサポートヴォーカルを確保できない時は、DEATHさん自身がヴォーカルを取っているのを観ていたので、最終的にはバンマスがヴォーカルを取らなきゃいかんのだろうなと思っていたのよね。
 今回は別のヴォーカルさんを確保できて、ベースに専念できるようになりました。そうすると彼のオラオラベースが生きてくるのよ。個人的にベースに一番関心があるので、とても嬉しかったです。
 それと今回はコージー・パウエルさんのドラムスが、えらい良い音を出していました。今回はベースよりもドラムスに聴き惚れてしまった。良い音をありがとうございました!


③「JASONS」
 このイベントで一番感動したのは健司さんのベースです。今まで気がつかなかったのか、新兵器を導入したのか分からないですが、健司さんのベースが今までにないくらい大きな音でひずんでいたのよね。ベースの音が好きな者として、非常に嬉しい!
 正直書きますが、今まで健司さんのベースにはちょっと不満だったのよ。REVENGE.69 の1stアルバムでの健司さんの音がめちゃくちゃ良い音で、いつも聴いている JASONS の健司さんの音と違いすぎる。
 それで大口さんへ「あのCDの健司さんのベースは、何か音の処理をしているんですか?」ときいたことがあるのよね。失礼なヤツだよねえ。すみませんでした!
 ところがこの日に聴いた健司さんのベースの音は、明らかに以前と違っていました。私だけがそう思っているのかもしれませんが。これからがますます楽しみですね!

【栄CIRCUS編】
『まえがき』
 栄TIGHT ROPEの恵幸プレゼンツとこのイベントがかぶっていたので、栄CIRCUSの前半のバンドは聴けないんじゃないかと思っていたのよね。
 実際には恵幸プレゼンツを最後まで観て(聴いて)CIRCUSへ移動したら、開場の30分前でした。開場を待ちながら、途中のコンビニで買ったおにぎりをゆっくり食べる時間があったし、完全に予想ハズレでした。
 事前に ANGORA の Akiさんへは「間に合わなかったらごめんね」と言っていたのですが、しっかり間に合いました。




①「ANGORA」
 今回は新しいギターさんが参加してのライヴで「ちょっとは音に変化があるのかな」と思っていたのですが、ANGORA の音にはブレがなかった。
 個人的な感想ですが、バタヤンさんのドラムスがこのバンドには必要不可欠な感じがします。彼のドラムスがあってこその ANGORA だと思っています。
 前述の開場待ちの時間に、バタヤンさんへ「また黒薔薇王国やってくださいよ」と2回も言って困らせてしまって、ごめんなさい! もうあのバンドの実現は無理だろうから。

 それとライヴの後半に、Akiさんがしきりにカメラへ向かって笑顔を送ってくれたのね。ライヴが終わってからAkiさんが「やっぱり牧野さんがいると安心する」とか言ってくれて、なんか嬉しかった。
 皆さんのお役に立てれば、それが何よりの報酬でございます。ホォーホッホッホッホ!(笑ゥせぇるすまん風に)。


②「MAGNOLIA」
 最初はこのイベントへは行かないつもりでいました。前述の「恵幸プレゼンツ」でたぶん力尽きてしまうだろうし。ところが9/18の UNAFRAID ライヴの時に MAGNOLIA のItoさんにお会いして、熱心にお誘いをいただきました。
 そういえば MAGNOLIA は1年ぶりなんだよね。Raiz もそうだし。これで参戦決定になりました。安易とか言うなー!

 いつも書いていますが Itoさんのベースが好きで、音の粒子が美しい。個人的に 女では仙台のnatsuさん、男では Itoさんのベースの音が一番美しいと思っています。今回も美しいベースの音を聴かせていただきました。
 それと敦子さんの良い顔がいっぱい撮れました。彼女は私の写真を喜んでくれているようです。じゃあがんばっちゃうわけよ。男なんて単純なんだから。


③「Raiz」
 トリが Raiz でした。変拍子をバリバリやるこのバンドは、プログレファンにはたまらんのよ。何度も書いていますが、大阪の ALL IMAGES BLAZING に対抗できるのは、名古屋では Raiz じゃないかと思います。
 それと明さんのヴォーカルが素晴らしい。彼女の声楽家のようなクリーンヴォイスと、デスヴォイスを巧みに使い分ける歌唱法は、ついつい聴き込んでしまいます。

 ベースとドラムスのリズム隊が鉄壁で、ええメンバーだなといつも感じています。斉藤さんがベースを弾く時に、これまではかなり難しそうな表情をしていましたが、今回は余裕の表情を見せていました。自分の演奏に自信がついた証拠ですね。これからも巧みな演奏を期待しています。
 それと明さんが、いつにも増して笑顔を見せてくれたのは嬉しかったです。自分では気がついていないみたいですが、明さんは顔立ちが整ったきれいな人で、笑顔がとっても愛らしいのよ。今回も明さんの笑顔をいっぱいいただきました!

『おわりに』
 さすがに昼から夜の深い時間までのライヴ参戦はきつかったです。最後のほうになって、ちょっと腰のあたりの力を抜いたら腰が沈む感じがしたのよ。「ヤバい!」と思って急いで背筋を伸ばし直しました。CIRCUS には TIGHT ROPE で見かけた人も何人かいらっしゃったので、腰は大丈夫でしたでしょうか?「お前だけだろ」とか言うなー!

 楽しい2つのライブイベントでした。おいしゅうございました!