≪今日の読み物≫
 
 
本二十四節気「白露」はくろ
 
 
9月8日8時34分「白露」です。旧暦8月、酉(とり)の月の正節で、天文学的には太陽が黄経165度の点を通過するときをいいます。新暦9月7日か8日頃。秋分前の15日目にあたります。
 
 
二十四節気による四季の区分では、秋の中旬「仲秋」(ちゅうしゅう)にあたります。暦便覧には「陰気やうやく重りて、露こごりて白色となれば也」とあります。
 
 
「白露」(はくろ)は「しらつゆ」の意。秋気も本格的になり、大気が冷えて野草にしらつゆが宿り、秋を感じさせるようになります。鶺鴒(せきれい)が鳴き始め、燕(つばめ)が去って行きます。
 
 
※「鶺鴒」セキレイ=セキレイ科。羽色が鮮やかで、嘴が長い鳥。キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイの三種。全長20cm前後の半分は尾。スズメよりやや大きく、ムクドリよりやや小さめで細身です。
 
 
体は黒白、又は黄と黒色で、尾羽を上下に振りながら歩くのが特徴。山地の川・海岸・水田などの水辺に住み、昆虫などを捕食します。
 
 
※「燕」ツバメ=スズメ目ツバメ科。全長約17cm。背が黒く、赤いノドと額を持つ。飛行する昆虫を空中で捕食します。日本には3月下旬~4月上旬に飛来。繁殖期には「チュビチュビチュビチュルルルル」というさえずり声で鳴きます。
 
 
民家の軒先など人が住む賑やかな環境に、泥と枯草で巣を作ります。これは、天敵であるカラスやスズメが近寄りにくいからだそう。穀物を食べず、水稲栽培で発生する害虫を主食とするため、益鳥として古くから大切に扱われてきました。ツバメを殺したり、巣や雛に悪戯をする事を慣習的に禁じていたそう。
 
 
帰巣性があり、前年と同じ巣に帰り、修繕して利用したり、巣が無い場合はその付近の別の個体の巣や前年営巣した付近に巣を作ります。順調にいけば2回の子育てをし、9月~10月にかけて東南アジアに渡ります。
 
 
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「七十二侯」
 
 
◆初候「草露白」(そうろ しろし):草に降りた露が白く光る。
◇草に降りた露が白く光って見える時節。
 
 
◆次候「鶺鴒鳴」(せきれい なく):鶺鴒が鳴き始める。
◇小川や沼などの水辺で鶺鴒が鳴き始める時節。
 
 
◆末候「玄鳥去」(げんちょう さる):燕が南へ帰って行く。
◇つばめが南へ帰っていく時節。玄鳥(げんちょう)=つばめの異称。乙鳥(いつちょう)とも。また、鶴の異称とも。
 
 
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「9月の花」
 
 彼岸花(ひがんばな)曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
 
彼岸花科。学名:Lycoris(リコリス)。ギリシャ神話の海の女神の名前「Lycoris」のこと。原産地中国
 
 
開花時期は9月15~末日頃。秋の彼岸の頃に、突然茎が伸びてきて、鮮やかな色の花を咲かせ、数日で花が終わって茎だけなります。
 
 
花のあと葉が伸びてきますが、冬と春を越して夏近くなると消えてしまいます。ですから花と葉を同時に見ることは出来ません。葉のあるときには花はなく、花のときには葉がないことから、韓国では「サンチョ(相思華)」と呼ばれます。「花は葉を思い、葉は花を思う」の意。
 
 
別名の曼珠沙華は「天上の花」の意。目出度い事が起こる兆しに、赤い花が天から降るという経典に由来。
 
 
花言葉は「情熱」「悲しい思い出」「独立」「再会」「あきらめ」など。
 
 
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金木犀(きんもくせい)(Fragrant olive)
 
木犀(もくせい)科。学名:オスマンサス。語源は、ギリシャ語の「osme(香り)+
anthos(花)」原産地は中国南部。
 
 
開花時期9月下旬~10月10日頃。花が咲いている間、強い香りを放ち、春の沈丁花(じんちょうげ)、夏の梔子(くちなし)に並びます。開花のあと、風雨があるとあっけなく散ってしまいます。
 
 
中国名「丹桂」。丹=橙色、桂=モクセイ類のこと。日本には江戸時代初期に渡来。静岡県の県の木になっています。
 
 
花言葉は「謙遜」「真実」「陶酔」「初恋」など。
 
 
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水引(みずひき)
 
蓼(たで)科。学名:Polygonum filiforme 語源はギリシャ語の「polys(多い)+
gonu(節)」から。茎の節が膨らんで関節のように見えることに由来。
 
 
開花時期は8月5日頃~10中旬。上から見ると赤く見え、下から見ると白く見える花を、紅白の水引に見立てたもの。日陰に生えます。葉は時折変わった斑が入ったもの(ふいり)が見られます。「水引草」(みずひきそう)とも。
 
 
花言葉は「感謝の気持ち」など。
 
 
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本「太田呑竜開山忌」
 
 
「呑竜」(どんりゅう)は、戦国時代から江戸時代前期にかけての浄土宗の僧で、字は故信、源蓮社然誉。武蔵国埼玉郡に生まれました。
 
 
幼くして故郷の林西寺の岌弁(きゅうべん)に師事して出家し、その後、江戸の芝増上寺で修学。後に武蔵国八王子の大善寺の3世となって浄土宗檀林(=浄土宗僧侶の養成所)の基礎固めを行いました。
 
 
慶長18年(1613)徳川家康が先祖とする新田義重(よししげ)を祀るために呑龍を招聘し、上野国太田に大光院が建立され呑竜はその開山となりました。
 
 
元和2年(1616)、孝心のため国禁を犯した子をかくまい、幕府から譴責されましたが、5年後に赦免されました。また、多くの子どもが間引かれて殺されていたことを悲しみ、これらの子どもを7歳まで弟子として引き取り養育しました。このことから「子育て呑龍」と呼ばれ慕われました。
 
 
大光院(だいこういん)の山号は義重山。正式名称は義重山大光院新田寺。通称「子育て呑龍」(こそだてどんりゅう)「呑龍様」「呑龍さま」などと呼ばれ親
しまれ、現在でも多くの親子連れが参拝に訪れます。
 
 
境内には、上人の手植と伝えられる「臥龍の松」があります。関東菊花大会の開催地としてもよく知られ、群馬七福神の弁財天となっています。
 
 
大光院◇群馬県太田市金山町37-8
 
◇東武鉄道「太田駅」徒歩20分
◇北関東自動車道「太田桐生IC」約10分
◇東北自動車道「館林IC」約40分
 
 
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≪今日の読み物≫
 
 
「採水」「吉方位での過ごし方」「祐気の発現」
 
 
「採水」(さいすい)とは、「お水採り」(おみずとり)のことで、祐気方位にある湧き水や井戸水を、日にちと時間を合わせて汲んだものを飲み、開運に用いる手段をいいます。
 
 
お水をいただくには、安全性や汲むことが出来る時間帯を、前もって管理者(御神水なら神社、観光地なら役場など)に確認する必要があります。
 
 
持ち帰った水は密閉して冷蔵庫に保管し、3~4日のうちに使い切りましょう。但し、その方位が尅気にあたる人には触らせないこと。現在は、病気などで外出できない方の為に、かわりに採水をする事が多いようです。
 
 
一般の祐気採りの場合は、この日時に合わせて目的地にとどまることで充分に効果があります。祐気撰用地に温泉地を選べば、その湯に浸かって全身で大地の気を浴びることになります。
 
 
祐気採りに出掛ける時は、自宅で一時間以上過ごしてから出掛けます。目的地に到着するまで、なるべく寄り道はしません。目的の方位から外れてしまうことがあるからです。
 
 
目的地に到着したら深呼吸。天の気、地の気を身体にいっぱい取り入れて下さい。温泉に入って、その土地の産物を召し上がって下さい。何よりも、ゆっくり、のんびり過ごして「祐気採りに来たんだ!」と思えることが一番です。歴史を訪ねたり、文化に触れたり、その土地の神様にもご挨拶できるといいでしょう。
 
 
帰り道は、やはり寄り道はしません。せっかくの祐気を途中に落としてしまうからです。お土産持ってお友達の家に寄って長居してしまったなんて、勿体無いですから真っ直ぐ家に帰りましょう。家に着いたら、1時間程のんびり過ごして祐気を家の中に降ろします。
 
 
その後は、撰用した祐気の現象に合わせた努力をします。たとえば、二黒土気を撰用した場合の象意は「勤労意欲が培われる」「土地不動産に関する朗報あり」などですが、そのように努力することによってのみ、成果が現れるものです。何もせずに幸運は降って来ません。
 
 
撰用した方位は手帳にメモしておきます。これは、後に祐気や尅気の現象を確認する為の資料になります。
 
 
事の吉凶を問わず、結果には必ず原因があります。祐気採りをして正しい方向に努力し、良い原因を作っておくことは、将来の良い結果の発現に繋がる最良の方法だと確信しています。自然の中で生かされていることを知り、将来の過ごし方を計画されてみてはいかがでしょうか。
 
 
ぜひ祐気を取りにお出掛け下さい。自分では気がつかなくても、祐気取りによって確実に運気が上がっていきます。
 

 
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≪今日の読み物≫
  
 
本「甲子」
 
 
「甲子」(かし・かっし・きのえね)とは、甲子待ち・甲子祭の略称。子祭(ねまつり)ともいいます。
 
 
「甲」は陽の木、「子」は陽の水で五行相生(水生木)して吉。十干十二支の組み合わせ、60種のうちの「1番」で、目出度い日とされています。
 
 
この日、「甲子待ち」と称して「子の刻」(午後11時~午前1時)まで起きて、大豆・黒豆・二股大根を食膳に供え「大黒天」を祀ります。
 
 
「子」(ね)を、「ねずみ」と結びつけ、ねずみを大黒天の使いであるとみなし、子の日に祀るようになりました。
 
 
「甲子」「庚申」「己巳」は、江戸時代に商家で盛んに行われました。現在でも各地に行事として残っています。
 
 
甲子は、日では60日で循環し巡り、年では60年で循環し巡ります。中国では甲子の年は政治上の変革があるとされ、甲子革命が説かれたりしました。日本でも甲子の年は、改元が行われました。
 
  
 
 
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≪今日の読み物≫
 
 
本「方位について」
 
 
現在では「方位」のことを知っていようといまいと、日常生活にはさほど不便はありません。知らない土地に出掛ける場合でも、行き先がわかっていれば交通機関が目的地まで連れて行ってくれますし、車にはカーナビゲーションという便利なものがあるのですから、方位の認識など不要ではないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。
 
 
「方位」を認識する為には「自分の位置」を認識する必要があります。そして、自分の位置と対象物の間に距離が生まれ、そこに意味が与えられます。
 
 
当然のことながら、太陽は東から昇り、西に沈みます。この自然現象から、東西の方位は早くから認識されていたことがわかります。
 
 
奈良の平城京や京都の平安京の「四神相応」はよく知られていますが、鎌倉や江戸を見ても、古代の都城にみられた思想が後々まで意識されていたことがわかります。「東京」の「東」は、旧来の首都「京都」に対しての「東」です。明治には、京都を「西京」ということが多くありましたが、今では使われません。
 
 
因みに、中仙道の「妻籠宿」(つまごじゅく=長野県)には、明治14年(1881)に建てられた大きな石の道標があり「西京へ五十四里、東京へ七十八里半」とあるそう。
 
 
しかし「どうして地図は北が上なの?」でしょう。地球の球面はもともと上も下も、始めも終わりもなく、地図の向きをどうしようと自由なはずです。
 
 
「江戸図は西が上」に向けて描かれていますが、その理由は、東の東京湾を手前に据え、西方の富士山を上に仰げば、江戸城は前面に位置して図柄が安定するから…とか。
 
 
地図製作の為の測量には、磁石を用いて方位を測る事が基本でしたので、磁石の針が示す「子」(北)が上になったのでしょう。
 

 
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≪今日の読み物≫
 
 
本「敦賀気比神宮祭」
 
 
北陸の総鎮守・越前一の宮「気比神宮」(けひじんぐう)は、大宝2年(702)の建立と伝わる祭神七座の延喜式内大社で、伊奢沙別神に八幡の神々を祀った貴重な神社の一つ。旧称「気比神社」「笥飯宮」とも。「けいさん」とも呼ばれます。旧社格は官幣大社。
 
 
昭和20年「敦賀大空襲」で大鳥居だけを残して焼失しましたが、昭和60年以降「昭和の大造営」により再建されました。
 
 
御祭神は「伊奢沙別命」(いざさわけのみこと)で、別名「気比大神」。他「帯中津彦命(仲哀天皇)」「息長帯姫命(神功皇后)」「日本武尊」「應神天皇」「玉妃命」「武内宿禰命」を祀ります。
 
 
「気比神宮例大祭」は、2日宵宮祭、3日神幸祭、4日例大祭、5~10日後祭、15日の月次祭まで、市民総参加で賑わう長祭りで、北陸の歴史的年中行事として知られます。
 
 
国道8号線に面して立つ大鳥居は、高さ約11m、柱間約7.5m。国の重要文化財に指定され、木造の鳥居としては、奈良の春日大社・広島の厳島神社とともに「日本三大鳥居」の一つとなっています。
 
 
海には航海安全と水産漁業の隆昌、陸には産業発展と衣食住の平穏に霊験著しく、篤く信仰されています。
 
 
気比は「キビ」とも読まれ、御食国の豊穣と大漁祈願が御神徳にあることから、穀類の黍(きび)から出た言葉が所以のようです。
 
 
敦賀湾に面して立ち並ぶ気比神宮の神苑「気比の松原」は、「日本三大松原」のひとつです。
 
 
気比神宮◇福井県敦賀市曙町11-68
 
◇JR「敦賀駅」徒歩15分
◇北陸自動車道「敦賀IC」10分
 

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