≪今日の読み物≫
「初荷」
「初荷」とは、新年の商い始めの荷のこと。昔は正月2日に問屋や商店から、馬・車・船などに商品を積み、紅白の布で飾り、旗をひるがえして売り先に送り届けました。
提灯や幟で飾り立てた大八車や荷馬車は、道行く人の目を引きました。商店では2日に店を開け、初売りを始めました。
現在では4~5日頃、トラックで初荷を送るところが多くなっています。
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「初夢」
「初夢」とは、新年になって見る夢のこと。古くは節分の夜に見る夢ともいわれていました。
元来、大晦日は寝ずに過ごすものでしたから、元日の夜の夢をいうようになりました。夢は神仏の示しであると信じられ、夢によって吉凶を占います。
良い初夢を見る為に、宝船の絵を枕の下に入れて寝るというしきたりもありました。様々な宝物や七福神などを乗せた船の絵には「長き世のとおのねむりの皆めさめ、波のり舟の音のよきかな」という回文(上から読んでも下から読んでも同じ)が書かれていました。
この宝船は、初めは節分または年の暮れに貧乏神を乗せて流す呪いとして使われていましたが、後に初夢を見る物に変化したらしい。
目出度い夢として「一富士・二鷹・三茄子」といわれます。「富士」は曽我兄弟富士裾野の仇討ち、「鷹」は赤穂浅野家の紋所で赤穂浪士の仇討ち、「茄子」は伊賀上野の荒木又右衛門の仇討ちの意との説ですが、ともかく、宝船・富士・春駒の初夢は縁起がよいとされます。
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「書初め」
「書初め」とは、年が明けて初めて書や絵をかく行事で、多くは1月2日に行われます。「吉書」(きっしょ)・「試筆」(しひつ)・「初硯」(はつすずり)などともいいます。
江戸時代には、若水で墨をすり、恵方(吉方)に向かって詩歌を書く風があり、「長生殿裏春秋富、不老門前日月遅」という漢詩がもてはやされました。もともと宮中で行われていた儀式でしたが、江戸時代以降に庶民にも広まりました。
書き初めで書いたものは、左義長で燃やし、その炎が高く上がれば字が上達すると信じられていました。
※左義長(さぎちょう)=1月14日の夜に正月の松飾り類を焼く火祭りの行事。
毎年1月5日、日本武道館(千代田区)では、全日本書初め大会が行なわれます。約4千人が参加するこの行事は、新年の風物詩の一つとなっています。
因みに、「姫始め」とは、1月2日の行事ではありますが、その由来については不明。「姫飯」(ひめいい)を食べ始める日と考えるのが妥当ではないかとされています。
「姫飯」(ひめいい)は柔らかいご飯のこと。これに対し「強飯」(こわいい)は蒸した固いご飯をいいます。今日でも、目出度い時は御強(おこわ)を食べますが、昔は祭りの間は強飯を食べ、祭りが終わると姫飯を食べました。
「飛馬(ひめ)始め」=1月2日の乗馬始め。「火水始め」=火や水を使い始める日。「女伎始め」=衣服を縫い始める日。新年に夫婦が始めて交合する日=秘事を始める日。「姫糊始め」=女性が洗濯や張物を始める日。などなど…
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「皇居一般参賀」
新年一般参賀は1月2日、皇居において行われます。
参入時刻は午前9時30分~午後2時10分です。
皇居正門(二重橋)から参入し、宮殿東庭の参賀会場を経て、坂下門・桔梗門・乾門より退出します。
お出まし(予定)○第1回及び第2回は、天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下始め、お出ましになれる成年の皇族方。○第3回以降は、天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下、秋篠宮同妃両殿下。
第1回◆午前10時10分頃、第2回◆午前11時00分頃、第3回◆午前11時50分頃、第4回◆午後1時30分頃、第5回◆午後2時20分頃。
天皇皇后両陛下が、おおむね5回「長和殿ベランダ」にお出ましになる予定。そのうち2回目までは皇太子同妃両殿下始め、お出ましになれる成年の皇族方が、3回目以降は皇太子同妃両殿下及び秋篠宮同妃両殿下が、ご一緒にお出ましになる予定。
天候によっては、お出ましが中止される場合があります。また、皇居東御苑は休園ですので入園できません。非常な混雑が予想されますのでご注意下さい。
宮内庁◇東京都千代田区千代田1-1
テレホンサービス◇03-3211-1475
http://www.kunaicho.go.jp/event/sanga/sanga01.html
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