数秘学マダムYUKOです。
ローカル紙を読んでいたら
「アルバータ州の女性の親切な行為が幸運を引き寄せた」
という見出しの記事がありました。堂々と一面に掲載されています。アルバータ、というのは、ブリティッシュコロンビア州から車で8時間ぐらいのカルガリーのある州です。記事によると、ケロウナ周辺で2年前に起きた山火事の際、自宅のガレージで寄付用の物資を集める活動をした女性が、ロッタリー(宝くじみたいなもの)でケロウナの家が当たったのだとか。資産価値は約8000万円。記事は、寄付された物資と微笑む女性の写真つきです。
これに対して、夫Jくんは「インスタント・カルマなのかな」とつぶやき、わたしは、
「典型的な7の情報操作だ」と思い。
この女性が心優しく、行動力のある人であることは間違いないのですが、
「寄付を募るという尊い行為の結果、くじで家があたるという幸運を引き寄せた」
というストーリーにはしらけまくります。なぜって、カナダはボランティアがとても盛んな国で、何もしていない人はいないくらい。義母マルもせっせと、複数の場所で奉仕してます。さらに、よいカルマを積んだら、よいものが引き寄せられるというのは本当かもしれませんが、いい行為→金品が手に入る、という流れはなんだかとてもイヤ。正確には
「くじで家が当たった幸運な人は、寄付を募るという尊い行為をしていた」
だよね、と。いいことをしたら幸せになれるよ、というのは、子どものころによく言われた、それこそ尊い教えではありますが、実際はもっともっと複雑なものだと思います。こういう、情報の単純化はとても苦手です。
「7」は言葉や声の数字。同時に、操り人形のように巧みに人を操ったり、ものごとを実際以上によく見せるような話術を持っていたり。力強いスピーチは、人を引っ張るパワーになるので、こういう性質も「諸刃の剣」。でも、ローカル紙の記事は「ダメな」方ではないかと。ストーリーとしておもしろければいい、と言えば、それまでではありますが。
メディアはよい子を騙してはいけません。
上がトトロ、下がサブローです。
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YUKO