数秘学マダムYUKOです。
Chad Brown さんの It Takes Gritというプロジェクトで、数秘学の師タイラー•モンガンがゲストとして話をしています。プロジェクト名の It Takes Grit は、不断の努力と言いますか、あきらめずにがんばらなくてはいけない、というくらいの意味。世の中にはサクセスストーリーが溢れていますが、成功に行き着くまでの有形無形の努力についてゲストと話し合う、という興味深い試みです。
話の中で「Grit(努力、がんばり)って何だと思いますか?」という質問に対して、タイラーはこんな風に答えています。
「以前はただ、やりたくないことも我慢してやる、という感じでしたが、最近は、がんばることはダイヤモンドを作るようなものだと思っています。黒い炭素の塊に、高い圧力と高温を長期間かけることで透明でクリアなダイヤモンドができる。いつできるかは分からないけれど、できあがったらすばらしいものになる。成功するまでのgrit/がんばりは、こんなものだと思っています」
数秘学や数字について直接は触れてはいませんが、これはタイラーのレッスンナンバーとの関わりが深い「数字の話」です。
1月生まれのタイラーのレッスンナンバーは「1」。これは、小さな種であり、孤独であり、1人きりの世界であり、純然たる可能性。小さな1人きりの自分の持つ可能性を信じ、勇気を持って世へと羽ばたいていかなくてはいけません。「1」は、母親の子宮の中にいるようなもの。そこは安全で温かく、必要なものはすべて自動的にまかなわれる、自分のためだけにある世界。他者は存在せず、ただ自分がいるだけです。
ただやはり、ずっとそこにいるわけにはいきません。いつか外の世界へと出ていき、自分を試さなくてはいけない。成功する、というのは、自らが持つ可能性を開花させることです。数字でいうと「1(可能性)」から「10(可能性の実現)」へと移ること。レッスンナンバー「1」はもちろん、それ以外のポジションの「1」も「10」にしていきたいのです。
著作もあり、世界中で活躍中のタイラーですが、まだ成功前の「がんばりどき」が続いている、ということがインタビューから分かります。こちらから見れば、十分成功していると思うけれど、きっとまだまだやりたいことがあるのでしょう。レッスン「1」の彼の可能性、つまりダイヤモンドの原石である炭素は、高圧をかけられながら、ダイヤモンドとして輝き出す日を待っているのだと思います。
「1」は「10」になるべき数字です-- 可能性が実現する、才能が開花する、炭素がダイヤモンドになる--これらが「1」が「10」になるということ。それまでの間には、「がんばり」「努力」があるのでしょう。It Takes GritのChadさんは、作家スティーブン•キングのこんな言葉をシェアしています。
What separates the talented individual from the successful one is a lot of hard work.
才能がある人と成功する人との違いは、積み重ねた努力の量である。
自分にとっての「がんばり/Grit」って何ですか?
がんばる、とか、努力、とかいう、日本チックな言葉に引きずられすぎる必要はないですが...
やっぱり「成功」してる人は、怠けてはいない気がします。
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