数秘学マダムYUKOです。

 

ここのところチャートに「2」を持つ人に会うことが多く、この数字についてよく考えています。ですから、今日は「2」について。

 

「2」というのは「1」の次の数字。あたりまえのようですが、数秘学では、この数字のつながりが大切です。まず「1」ははじまり。ここには他者は存在せず、わたし1人しかいない、ある意味、完全無欠の世界です。「1」は母親の胎内にいる胎児のようなもの。胎児は文字通り母親と一体化しながら、子宮という完璧な世界に1人でいるのです。

 

そんな心地よい安全な世界から、半ば強引に引き離されるのが出産。出生外傷という言葉がありますが(英語ではbirth trauma)、これは出産の際に母体から赤ちゃんが離れるときの体験を指し、不安の原因になるとも言われています。母親と一体化した1人の世界から、母親と分離した2人の世界。「2」という数字には、不安、という意味がありますが、それは大切なもの(母)から引き離されることによる、分離不安とも言えるでしょう。

 

「2」をチャートに持つ人には、こういった根源的な不安感が見られますが、それがどう生活に出てくるか?というと、1対1の親密な関係における「相手への強い(過度の)思いやり」「相手を自分そのものように感じる」「恋愛大好き、いつも恋をしたい」「相手に全存在をかけて依存する」といった傾向だったりします。これはすべて母親の胎内(つまり「1」)にもう一度戻りたい、という叶わぬ望みから生まれてきたもの。引き離されたときの不安が残っているのです。

 

先週、リーディングではなく別件でお会いした男性。彼はレッスンナンバーが「2」。数字の話をしていたわけではないのですが、世間話の一端で「奥様とは仲良しなんですか?」と何気なくきいたのです。すると「仲いいですよ。彼女は、前世で僕の母親だったんじゃないかと思ってるんです」との返事(この方、コア「11」でスピリチュアルが普通に根付いてる人でした)。

 

なんて「2」らしいお答えなのかしら、とこれにはちょっと感動しました。エディプスコンプレックスという言葉がありますが、これはフロイトが説いた、男の子は本来的に母親と結びつきたいと思っている、という考えです。このあたりは、個人的にはあまり深入りしたくないところなのですが、母と息子の結びつきが強い(異様、といいたいくらいの)というのは、周囲を見ていれば納得できます。

 

「1」から強引に引き離された「2」は、1人にされた不安や、見捨てられた恐怖を払拭するために、1対1の強い結びつきを求める傾向がありますが、この男性にとって「前世の母だった」奥さまは、これ以上ない最高の相手なのでしょう。前世で結びつけなかった母親と今生でやっと結びつけたわけで、当然仲良しで結びつきも強い筈。

 

これは、数字と現実がぴったり結びついたケースで、「2」の説明にぴったり。今後もいろいろな場面で登場いただく予定なので、この男性(と奥様)のことは一生忘れないと思います。

 

 

2人仲良く... が幸せ?

 

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が。この男性の「2」はレッスンナンバーなのですよね。このあたり、次回の勉強会で取り上げ、考えてみたいと思いますハート

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よい1日をすごされますように!

はれYUKOはれ