数秘学マダムYUKOです。
母サチは、典型的な「5」の人。これは体、行動といった意味の数字ですが、サチはチャートにレッスンナンバーを含む3つの「5」があります。チャート内のポジションにもよるのですが、「5」は1つだけでも十分活動的なエネルギーになります。それが3つあり、そのうち1つが問題を引き起こしがちな「レッスン5(5月生まれ)」。実際にサチの人生は、活動過多と行動に伴って働く交感神経にかなり翻弄されているようです。
「5」はなぜ活動的なのか?彼女/彼らの多くに共通しているのは、まず頭より先に体が動く、アイデアが浮かんだ途端に即ためらわずに行動できる、ということ。まずはやってみる、と行動を起こせる泣きそうなぐらい羨ましい人たちです。考え過ぎるとかえって何もできない、と教えてくれるのも「5」という数字。
サチにも思い切りのいい行動力があります。実家に住んでいたときのことですが、ある日、隣からうなり声が聞こえてきたことがありました。救急車かそれとも警察かと右往左往する娘を尻目に、サチはさっさと隣の家に行くのです。そして、ドアをばっっと開ける...と、そこには、転んで起き上がれなくなったおじいさんが寝ていました。何でもないことのように隣の家に行き、ドアを開けたサチは今でも尊敬しています。
数々の「5」の美談はあるものの、やはり行動過多の傾向もあるサチ。やっていることの数が尋常ではありません。家でピアノや歌を教え、コーラス指導、ジム通い(バレエまで習っている)、ドイツ語のレッスン、チェロのレッスン、ボランティアで日本語指導に加え、入院中の父コウイチのお見舞いにも行く。1週間に1度は、頼んだ買い物の荷物を積んで、多摩から広尾まで車でやって来る。夜はオーケストラやオペラ鑑賞に出かけている。1日中、じっとしている、ということがありません。
ここまで予定ぎっちりな生活だと、のんびりするダウンタイムは夜、ベッドに入ったときだけになります。ところが、体は疲れているからすぐにぐっすり眠れるかと思いきや、体が休んだ状態になると今度はそれまで気にかけていなかった(無視していたとも言えますが)、心の声がすごい勢いでやってきて頭がいっぱいになり、いろいろとヴィヴィッドな考えごとをしてしまい、まったく眠れないのだそう。これはちょっと大変です。
早いペースで次々に行動をしていくと交感神経が働きっぱなしで、リラックスするのが難しいのでしょう。副交感神経はどうなってるの?という、交感神経優位の生活なので、1日が終わってもそれが落ち着いてくれない。すると、横になって体を休めたとしても、今度は脳が活性してしまんだろうな。そう思ってちょっとのんびりしてみたら... と言ったところで、あまり効果はないのですね。何と言っても、動き回ることが好きすぎるのです。サチの行動過多と不眠は長年続いているのですが、これはやはり、泳ぎ続ける魚のように行動を続け、だらりとできないという、サチの「レッスン5」の課題なのだろうなと思います。
問題です... これはどこで撮った写真でしょうか?答えは明日。
YUKO
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行動しすぎの人も、だらだらし過ぎな人もいて、世の中は厄介な場所!
そこがおもしろいのかも、ですが。
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