数秘学マダムYUKOです。
数秘学は占いではありませんが、数字の情報を読み解くことで、未来の可能性を検証することができます。今回は、16日から行われるフィギュアスケート男子シングルに出場する羽生結弦選手について、数字の情報を元に見ていきたいと思います。ここで用いるのは生年月日チャート、パーソナル•イヤー•ナンバー、昨年10月の羽生選手の成績とコンディションです。
まず、前回のソチオリンピックについて。羽生選手は、男子シングルで日本人初となる冬期オリンピック金メダルを獲得しました。すばらしい偉業ですが、実際の演技を振り返ると、ショートプログラムはよかったものの、フリーは「不本意な出来」「まったく満足していない」と本人自ら言うぐらいの出来ばえ。それでも、プルシェンコの棄権をはじめ、ライバルたちの自滅に助けられたかのように金メダルを引き寄せました。
実は、ソチ五輪の年の彼のパーソナル•イヤー•ナンバーは「8」。この数字を考えると、金メダルを獲得できたのも納得なのです。イヤーナンバー「8」は、これまで育て培ってきたものを収穫する年。それまでの努力が実り、激しい競争の中で運良くとれた金メダル、というところがあったと言えます。
今回の平昌ですが、今年の羽生選手のイヤーナンバーは「3」です。この部分はちょっと気になるところ。「3」というのは、楽しく前向きに、深いことは考えずに進んでいく数字。子どもを表す数字でもあります。オリンピックのような大きなプレッシャーがかかる大舞台で、若いアスリートたちが実力を発揮するためには「異様といえるぐらいの前向きさ」が必要だと思われるので、ポジティブでいられる、という点はプラス要素として有利に働くでしょう。
問題は「3」のマイナスの性質。「3」は楽しく前向きな数字ですが、同時に「風や川」を表すものでもあります。風や川は無計画にどこにでも行きますが、「3」のマインドもちょうどこれと同じように動きます。つまり、つねに気が散っている状態が続き、集中できないのです。さらに、羽生選手は人生の課題を示すレッスンナンバーも「3」。wikipedia によると「集中力の弱さ」「雑念の多さ」は本人も課題として認識しているようです。今年はレッスン「3」にイヤーナンバーの「3」も加わり、この数字のエネルギーが倍になります。集中するのがもっと難しく感じられるかもしれません。気を散らさずに、浮き足立たず、地に足をつけて、演技に精神を統一できるかがカギでしょう。
昨年の10月の成績やコンディションも2018年を知るヒントになります。10月という月に、数秘学から見た理由があるのです。羽生選手の2017年10月ですが、グランプリシリーズに出場しましたが、アメリカのネイサン•チェンに破れて2位でした。フリーの点数はよかったものの、オリンピックに向けて不安材料が残りました。羽生選手に限らず、10月の状態は次の年にダイレクトに影響があるので注意が必要です。とはいえ、10月が今ひとつだったから翌年全部がダメということではなく、10月に見つけた問題は次の年まで持ち越すことが多いので、早急に対策を練って解決しましょう、ということです。
ところが、羽生選手は11月9日のNHK杯の公式練習中にケガをしてしまい、その後の全日本選手権も1月の四大陸選手権も出場しませんでした。オリンピックの団体戦も「回避」ということで欠場。回復に時間がかかっているのでしょうね。4年に一度のオリンピックなので、ケガの完全回復を祈るばかりです。とりあえず現時点では、10月に見られた問題を修復できているかは分かりません。ただ、それがどんな問題だったにしろ、平昌で勝つためには、すでに解決済みでなくてはいけません。
続きます
オリンピック開催中でアスリートにさらに夢中な日々......
YUKO
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