数秘学マダムYUKOです。
ソウルやコアに「4」がある人と会うときは、ちょっとだけ身構えます。「4」は理論、秩序、真実を示す数字。害にはならなさそうな印象ですが「4」は自分の考えに固執することがあるのです。理論は案外面倒なもので、自分がどの立場に立つかによって変わるのですよね。中東の政治を見ると分かりやすいのですが、イスラム教の解釈の違いによって生まれる理論が異なる。その理論の違いが主張となり、争いごとが起こる(すごく大雑把ですみません)。
「4」はニュートラルを示す数字。理論もプラス、マイナスを両方を平等に見る、というところから生まれるわけですが、バランスが崩れた「4」は中立的でない論を作り、それを秩序立て「自分の論理が正しい」と信じる。確固とした考えがあってそれを絶対曲げない人がいたら、バランスの崩れた「4」かもしれません。そういう人同士がケンカになると批判叱責の大バトル、神経戦になってとにかく消耗します。
ソウルやコアに「9」があるときもちょっと身構えます。「9」は、すごいスピードですべてを知る人。簡単に言うと頭のいい人で、自分にはとてもついていけない。バカとか物わかりが悪い、と思われそうで恐い。思えば、子ども時代はとにかく「9」に憧れていました。「努力」はさほど違わない筈なのに、なぜか自分より「できる」人たち。何でも時間のかかる自分と較べ、物知りで何でもさっさと理解できる、泣きたいぐらい羨ましい人たちでした。
ただ、場合によっては自分の方が詳しい、よく知っている、できる、ということもあるのです。ですが、バランスの崩れた「9」は、知らないことまで知っているふりをすることがあります。自分は知っていると思っているのですね。英語でKnow it all、なんて言いますが、要は「知ったかぶりをする人」。
さらに、ソウル「4」でコア「9」またはその逆だったりすると、もう、本当に身構えます。「9」はすべてを知る賢い人で「4」は理論的に説明する人。この二つが一緒になると、すべてを秩序立てて完璧に説明されてしまい、太刀打ちできません。ちょっとおかしい「ような」気がしても、理論に破綻がなく(4)、すべてを知る頭のいい人(9)なので、こちらはたじたじするだけ。
そして最後、そこにレッスン「8」が加わったりすると、もう逃げるしかありません。「8」は怒り、苛立ち、熱の数字。レッスン「8」はそういったエネルギーが爆走傾向にある人です。すべてを知る賢い人から(9)理論の破綻なく(4)すごい勢いでまくしたてられたら(8)もう、黙るしかありません。
いえ、意見が違わなければ、これでいいのです。かえって壮快かもしれません。考え方や意見が同じならば。ディベートのチームにいてくれたら、こんなに心強い人はいないでしょう。ただ「4」「9」の人ともし考え方が違っていたら、そのときの葛藤は半端ではありません。何と言っても、こちらからは応戦できないからです。
ソウル「4」コア「9」レッスン「8」。これ、実はうちの妹。今はまあ何とか普通にしてますが、これまで幾度も彼女の「不戦勝」があり、そのたびに口をきかなくなる、というのを繰り返しました。レッスン「8」の火山の噴火をおさえるために、ヨガや呼吸法をすすめてみましたが「ペースがゆっくり過ぎてやる気がしない」とばっさり。ジムでがんがん走る方がいいのだとか。ま。「8」はスポーツカーやハーレーの数字なので、仕方ないのでしょうか。
仲良くするか、隠れるか、のどちらかしかないのです。
昔は姉の権限がありましたが、今ではすっかり影を潜めました。
YUKO
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