こちらの本を読みました。
”脳科学”について、あらゆる研究データから考察されていて、非常に興味深かったです!
脳について、実は今の仕事でもちょっと関連する分野(脳科学的な知見は役に立つ!)だったりして、さらに他の書籍も読んでみたくなりました。
脳科学というと難しく感じるけど、大枠は、どうして、ポジティブ思考を維持できる人と、ネガティブ思考に陥ってしまう人がいるのか?その脳のメカニズムって何?という話です。
そして、ネガティブ思考に陥りやすい人がポジティブ思考に変換していくことは科学的に可能なのか?という話まで書かれている点が面白かったです。
そして、とりわけ面白かったのは、
”ポジティブ思考がすべて解決する”という見解が嘘であるということ。
よく巷では、何が何でもポジティブに考える思考がよしとされているところがあるかもしれませんが、それは、正常な脳の働きとは言えないらしいです。
さて、本書で学んだことをメモ書き投稿させていただきます。
恐怖のあまり死にかける
病は気からというように、本当に、プラセボ効果って科学的にも証明されているらしく、ある実験で「自分は心臓病にかかりやすい」と信じている女性の死亡率は、そう信じていない女性よりも4倍にも上るらしい・・・。
ドーパミンとオピオイド
ドーパミン=何かを「欲する」働き
オピオイド=「気持ちよく」見せる働き
※「欲する」物質と「気持ちよくする」物質は別もの。
抑うつ患者は快楽を感じられないというよりも、快感の維持が不得手
抑うつ型の脳のはたらきがポジティブな感覚を保持することが難しくしている。
楽観的なリアリストが最強
刺激追及度が高い人は、快楽中枢がオーバードライブし、感情を抑制したり統制する前頭前野の活動はほぼゼロになる。逆に、刺激追及度が低い人は前頭前野の活動が活発になる。
要するに、強すぎても弱すぎてもダメ。
良いことも悪いことも受け入れる能力こそ、楽観はプラスに作用するため、「楽観的なリアリスト」を目指して、自分の運命は自分でコントロールできると信じて行動することが大切。
扁桃体:恐怖、信頼できそうな顔を見分ける、警戒心
セロトニン:感情の調整、気分の浮き沈みのコントロール
セロトニンの発現量が低い人は、良い環境と悪い環境のどちらにも敏感に反応しやすい
エピジェネティクスの研究
重要なのは、どんな遺伝子を持って生まれてくるかよりも、
むしろそれらの遺伝子の中でどれが発言したり、どれが沈黙したままで終わるかと言う点。
老いてなお、新たな脳細胞が作られるかもしれない
70代のがん患者でも新細胞がせっせと生産されていた!
記憶の訓練によって、タクシーの運転手の海馬が肥大したり、身体の細かい動きを司る、脳の領域が音楽の訓練によって肥大したりするのと同じように、物事をある特定のやり方で見たり、解釈したりする訓練を詰めば、アフェクティブマインドセットの根底にある脳内回路にも変化が生まれる可能性がある。
日々の悩みや心配事の大半は、外界で起きる出来事そのものに起因するのではなく、そうした出来事を自分がどう解釈するかで引き起こされる。
前頭前野の抑制機能を高める療法がストレスに効く。
扁桃体の活動をしずめれば、ストレスへの反応をうまくコントロールすることができる。
不安障害や気分障害の大半の治療法は、扁桃体や前頭前野を巡る回路の正常化を目指す。
マインドフルネス瞑想法で楽観的な脳活動パターンが強められ、免疫システムの機能も高められ、インフルエンザの抗体が多くつくられた。
「人生の舵は自分が握っている」という感覚が非常に重要。
運命をコントロールするのは自分だという強い気持ちを持っている人は逆境から立ち直るのも早いし、人生を最大限楽しむこともできる。
自分で状況をコントロールしているという感覚が、健康や幸福度に重要なかかわりを持つ。
人間が本当の意味で幸福になれるのは3つの要素が合わさった時:
1ポジティブな感情や笑いを数多く経験すること
2生きるのに積極的に取り組む
3長期的な視点で人生の意義を見出す
一定の物欲が満たされた後は、
自分にとって大きな意味のある何かに積極的に取り組むこと
楽観主義者とは、大きな目的に向かって没頭したり、意義ある目標を達成するために努力を重ねたりすることができる人
ポジティブとネガティブの黄金比は3:1
自分が自分の人生をコントロールしている!!という感覚の重要性には大いに納得感を得ました。
なぜなら、私自身、現職は前職に比べて、裁量権が広くて、自分がコントロールしている感じが凄くするから。
あと、マインドフルネス瞑想法は、実践することはとても大切なように感じます。
日々の生活に、瞑想法を取り入れることで免疫力もアップするというのは驚きの結果。
脳は本当に想像以上の能力が備わっているみたいです![]()