こちらの本、ビジネス書としてめちゃくちゃ人気ですよね。
図書館で予約しようと思ったら、何年後に手元に届くか分からなかったので、ブックカフェで見つけたときに読んでみました。
題名は平凡でどこにでもありそうなだな、と思っていたのに、さすがベストセラー、内容が的確でとても読みやすいうえに、分かりやすい!!
おそらく、人とコミュニケーションしない仕事なんてないし、サラリーマンだったら、大半の人が上司がいるだろうから、ホウレンソウでも使える内容も多々あって、全社会人読んだ方がいい、と思える良書でした。
冷静さを保つ
「怒っている時は頭が悪くなりやすいので、話す前に考える=感情を入れない」
「①すぐに口を開かない、②相手の反応をみて、いくつか比較検討する」
『ファスト&スロー』が参考文献として出されていて(洋書版がいつまで経っても私の本棚に眠っている・・・とりあえず、日本語版を読もうかなw)、とにかく反応するな」と。
米国で提唱された「人間が生きていく上で最も重要な頭の良さ」とは?
IQに対してSQ
IQとは論理的能力
SQとは、「他者との関係において高い知性を発揮する能力」社会的知性であり、頭のよさは、他人が決めるものである、という考え方。
「人は、ちゃんと考えてくれている人を信頼する」
「頭のいい人は論破しない。人と闘うな、課題と闘え。」
「伝わらないのは、話し方ではなく 考えが足りないせい」
どれも心に刺さる言葉で、心に秘めておきたい!!
結局、人間は社会的な生き物だから、他人が認めた賢さである、社会的知性SQがずば抜けている人についていきたくなるし、社会のリーダーになるのだろうな・・・
頭のいい人は“賢いふり”ではなく“知らないふり”をする
「簡単にアドバイスするな、意見を言うな、とにかく相手に話してもらえ。
知識は披露するのではなく、だれかのために使って初めて知性となる」
自分の承認欲求は抑制し、他者の承認欲求を満たすことができれば、「コミュニケーションの強者」になることが可能。
その条件は①自信を持つこと、②口ではなく、結果で自分自身も有能さを示すこと(他者を褒めつつ、自分は「なんでもない人間です」という顔をするのが、コミュニケーション強者の態度であり、知的で慕われる人の態度)。
「他者を承認したくなるのは、“親切にされたとき”、承認欲求を満たす側に回れ」
話を深くするコツ
①自分の意見と真逆の意見も調べる
②統計データを調べる
身近な言葉の微妙な違いに意識的であれ。
「言葉に敏感になり、定義を掘り下げることは、言い換えれば、“思考の解像度を上げる”ということ。」
PDCA:プランー実行ーチェックー対策
頭のいい人が、難しいこともわかりやすく話せる理由
「物事の本質を理解できているから」
考えるとは整理すること
「理解している」とは「整理されている」と同義。
話のわかりやすさは、理解の深度で決まり、
理解の深度は、どれだけ分けて整理できるかで決まる。
結論をまとめられない人は、「重要な情報」と「その他の雑多な情報」を分けることができない。
「結論から言え」というのは、本質的には、自分が話したい話ではなく、相手が聞きたい話を最初にしろということ。
相手の聞きたい話からして、相手に聞くスイッチを入れる。
事実と意見を分ける
「事実と意見を分けられないと、仕事ができないとみなされる。」
-事実を求められているときに、意見を述べない
-意見を事実のように言わない
「とにかく相手の話を積極的に聞け」
ちゃんと聞けない人は、「自分の認識できたこと」だけ切り取って、話を聞いている。
ちゃんと話を聞ける人は、余計な口を挟まず、“言いたいことはなんだろうか”と考えながら、まずは相手の話を正確に理解しようとする。
1肯定も否定もしない
2相手を評価しない
3意見を安易に言わない
4話が途切れたら、むしろ沈黙する
5自分の好奇心を総動員する
アドバイスするな、整理するな
何を言うかよりも、誰が言うか。
整理とは、“いらないものを捨てて、必要なものだけ残す”行為。
アドバイスしたいときほど、相手の話を整理しながら正確に聞く。
コミュニケーションの醍醐味は一緒に思考を掘り下げることで、ひとりでは気づかなかったことに気づくこと。
教わり上手の人の教わる技術
教わるのが上手い人は、聞きやすい人や身近な人ではなく、“聞くべき人”を考えてから聞きにいき、さっさと課題を解決し、成長する。
①一度にひとつのことしか聞かない
②目的を知らせる
(ざっくりした質問へはざっくりした回答しか得られない)
③要素を分析して具体的に聞く
④今までにやったことを細大もらさず伝える
(答えずらい質問をしてしまう原因は、自分が何をわかっていないのかが、わかっていない)
人はどんなときに生き生きするか?
『フロー体験 喜びの現象学』
①達成できる見通しにある課題に取り組んでいる
②自分のしていることに集中できている
③集中できる条件は作業に明確な目標がある
④集中できる条件は直接フィードバックがある
⑤意識から日々の生活の気苦労や欲求不満を取り除く、深いけど無理のない没入状態で行為している
⑥自分の行為を統制しているという感覚を伴う
⑦自己についての意識は消失するが、フロー体験の後では自己感覚はより強く現れる
⑧時間の経過の感覚が変わる
いくつかは、自分の手帳に記して、日々意識して身に付けたいと思います
