内容など大して知らず、ただ本屋で目に留まったので読んでみた本でしたが、想像以上のスケールで、世界的な話題作なんですね。映画化されるという話もあるらしく、映画化されたら是非観たいと思いました。
 
下記ネタバレ含む概要なので、これから読む予定の方はスキップしてほしいです。
 
「本書の舞台は、1950年代後半の冷戦時代。アメリカのCIA(中央情報局)にタイピストの職を求めてやってきた女性が、思いがけずスパイの才能を見こまれる。そして、タイピストと働きながら密かに訓練を受け、ある特殊作戦の一員に抜擢される。
その作戦とは、共産国であるソ連で出版禁止となっている小説をソ連国民の手に渡し、ソ連政府がどれほど非道な言論統制や検閲を行っているかを知らせ、政治体制への批判の芽を植えつけようというもの。
特殊作戦の武器となったのは、ソ連の有名な詩人であり小説家のボリス・パステルナークの渾身作『ドクトル・ジバコ』だった」
 
 
ロシア人の名前は長くて覚えにくくて、何度も登場人物を前ページに戻って確認していたので結構読むのに時間がかかりました・・・
でも、話の展開が面白くて、暇さえあればこの本を手にしていた1週間でした!良書を読んでいる時間は幸せなので、読むのが遅いのも悪いことではないかな笑
 
 
本書の内容は、フィクションだけど、題材としては実際の話に基づいていつ部分も多く残していて、本書に出てくる『ドクトル・ジバコ』の映画(冷戦下のソ連では禁書)は是非観たいな、と思いました。
 
今年に入って、小説ばっかり読んでるなーと思うけど、次に控えている本も小説です昇天