題名に惹かれて読んでみました。

 

2007年発行なので、少し情報は古いものもあるかもしれませんが、総じて興味深かったです。

20年間パリに滞在していた日本人の筆者が、パリ生活での驚いたエピソードトーク満載でした!

 

「フランス人の流儀」として、「お金を出さずに済ませようとする」「モノの値段にはシビア」「買えないものは欲しがらないのであきらめる(納得する)」という考え方は、合理的な英知として紹介されていました。

フランスには、超有名ブランドを多く生みだしているわけだけど、そんなブランドをパリジェンヌがみんな持っているわけではないし、むしろブランド物で身を固めると自分の個性が埋もれてしまうし(「そのブランドが好きと思われて、ブランドが悪目立ちする」)、自分にそのブランドが似合うかどうかを重視して選ぶ。自分のスタイルに合うものが何なのかを分かっていることがおしゃれだと判断されるとパリジェンヌは思っているらしい。

 

一時、パリジェンヌの「自分らしさ」を重視する考え方が好きで、その手の本を結構読んでましたキラキラ

ま、そんな考え方は、外国人と付き合っているときは良かったかもしれないけど、日本で婚活するときは協調性の方が重視され(女性とは○○すべき的な)「自分らしさ」とか評価されないので、それ以降全くパリジェンヌっぽい思考は停止しちゃいましたが。

郷に入れば郷に従えですね。

 

でも、今は無事に既婚者になったわけだし、再び「自分らしさ」など追及してもよさそう!

 

 

あと、日本人と完全に考え方が違うところは、「勤勉に働けば金持ちになれるとは、誰一人思っていない」ということ。

「フランス人は、成金を毛嫌いする人たちである」

「フランスはカトリックのお国柄。フランス人は禁欲的な勤勉さが必ずしも富につながるとは思っていなかったから、資本主義の成立がプロテスタントの国のアメリカ、イギリスよりもおくれた。勤勉に働いて富を蓄えることが美徳だとは、彼らは思っていなかった。」

「彼らは、聖書にある『貧しきものは、幸いである。』とか『富めるものは、不幸である』といった言葉に共感している」

 

こういう考え方をするフランス人に比較すると、幾分か日本人は頑張りすぎだな、と、ちょっと日常生活の視点を変えてみる機会になりそうです。(ま、私はあまり頑張ってないほうですけど、、、うーん