先週末読んでみた作品。

ワイドナショーなどでコメンテーターとして活躍している古市さんで、キャラ的に私は結構好きだったので、

彼の作品が芥川賞ノミネート作品として紹介されたときに、是非とも読んでみたいと思っていました!

 

 

※以下ネタバレ注意!

 

主人公がほぼ古市さん自身でしたね。

 

テーマは安楽死で、普段考えない”死”をつい考えてしまう作品で、

身近な人が「死にたい」「人生を終わりにしたい」と言いだしたら、どうやって止めるかな、って。

 

 

平成という現代では、人は死んだとしても、ITの力で残された人が悲しまない方法があるよ、と言うかのような、

安楽死を肯定するのが主題のような気がしました。

確かに人工知能によって、人間でなくてもロボットが代用できることは増えていますし、平成ではそれが顕著になったのは事実ですが、生身の人間の役割はその程度ものではないのでは?と著者の主張にちょっと疑問符も。

 

苦しまないように、楽な死に方を選ぶのが安楽死ではあるけど、

だからと言ってむやみに「安楽死」を推し進めていく必要はないのでは?と古市さんの考え方にちょっと疑問を持つところもありますね。

 

小説を通して、現代の生き方、主張を自分自身で落とし込んで考えていく機会になるので、

小説も非常にありがたい勉強材料ですねキラキラ