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平成くん、さようなら
1,512円
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先週末読んでみた作品。
ワイドナショーなどでコメンテーターとして活躍している古市さんで、キャラ的に私は結構好きだったので、
彼の作品が芥川賞ノミネート作品として紹介されたときに、是非とも読んでみたいと思っていました!
※以下ネタバレ注意!
主人公がほぼ古市さん自身でしたね。
テーマは安楽死で、普段考えない”死”をつい考えてしまう作品で、
身近な人が「死にたい」「人生を終わりにしたい」と言いだしたら、どうやって止めるかな、って。
平成という現代では、人は死んだとしても、ITの力で残された人が悲しまない方法があるよ、と言うかのような、
安楽死を肯定するのが主題のような気がしました。
確かに人工知能によって、人間でなくてもロボットが代用できることは増えていますし、平成ではそれが顕著になったのは事実ですが、生身の人間の役割はその程度ものではないのでは?と著者の主張にちょっと疑問符も。
苦しまないように、楽な死に方を選ぶのが安楽死ではあるけど、
だからと言ってむやみに「安楽死」を推し進めていく必要はないのでは?と古市さんの考え方にちょっと疑問を持つところもありますね。
小説を通して、現代の生き方、主張を自分自身で落とし込んで考えていく機会になるので、
小説も非常にありがたい勉強材料ですね![]()
