占いの占術は、大きく分けて3つあります。
①命(めい)… 生年月日から基本性格や運勢・相性などを読み解く(四柱推命、算命学、気学、西洋占星術、紫微斗数、数秘 など)
②卜(ぼく)… 偶然出た事象から物事の吉凶や意味を読み解く(タロット、易、ルーン、オラクルカード など)
③相(そう)… 手のひらや顔のパーツなど、モノの形から個性や運勢を読み解く(手相、人相、家相 など)
私が初めに通った占いスクールの先生は
『占術は3つ出来ると占い師として一人前』とおっしゃっていました。
「3つ」とは、
「命占だけで3つ」とか「3種類のカード占いが出来る」ということではなく
「命・卜・相」のそれぞれひとつで3つ。
3つ扱えると、お客様からのどんな相談にも対応できますよ、ということでした。
ちなみにそのスクールは、占いの館も運営していましたが
卒業後にその占いの館で働くには
「命・卜・相」の3つのプロコースを修了するのが条件でしたね。
私はそのスクールでは
①命 → 四柱推命
②卜 → タロット
③相 → 手相・人相
を学んでいるので、「一人前」の仲間入り…、なのかしら?
さてさて、
タイトルの『占術ひとつで勝負できるか』ですが、
答えから言うと、『出来る』と思います。
『あの人は私の事どう思ってるの?』みたいな質問には
いや、直接相手に聞けばいいがな!
タロットなどの卜術が向いてますが、
四柱推命でも推測は可能です。
その人の好みや思考・心理の傾向がわかるので、
その時の運気も重ねて考えれば
「相手の気持ち」に関して
答えられないことはないと思います。
お客様の層によっても占術の好みは変わるので
絶対的な話ではありませんが、
実際に
タロット1本の人気占い師さんも沢山いらっしゃいますし、
私自身も「四柱推命」一本で
90分以上の鑑定が出来ています。
四柱推命は、性格や運勢・相性を読み解けるだけでなく
“ 戦略的 ” な場面に強い占術です。
恋愛や仕事に悩む若い女性たちだけでなく
仕事や人生に課題を感じている社会的に立場のある男性の相談にも
問題なく対応できますから、
初めて学ぶ占術を何にするか迷っている人には
「四柱推命」はオススメです。
やはり陰陽五行の世界観をはじめに理解しておくと
後々他の占術を学ぶ時にも理解が早い。
気学も風水も、導入部分は陰陽五行の話ですし、
独学も可能になってくると思います。
西洋的な占いだと『木火土金水』が『火地風水』になりますが、
「この世のすべては自然界のエレメントで構成されている」
という世界観は同じなので
学びに抵抗はないと思います。
占術ひとつで勝負する…
それは出来るし、それで勝負し続けてもいいけど、
『勝負できる占術をまずひとつ持つ』ことが
占い師としてのスタートには必要かもしれません。
そしてそこからサブ占術を増やしていくと
鑑定が多角的になって面白いと思います。
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