ある人にあることを頼まれて
いったんはOKしたんですね。
でも実はすご~く納得できてなくて…
OKしたのにず~~っと悶々としていたの。
なんだか胸の奥の方に
何か重たい、おどろおどろしいモノが
ずっと詰まっているみたいな感じで。
でもね、いったんOKしたことを
今更くつがえすのも申し訳ないし…とか
もう言っちゃったんだから仕方ないし…とか
そこでハタと考えました。
なぜ、OKしたんだろう?
なぜ嫌なのにやるって言っちゃったんだろうってね。
そこら辺の細かい説明は省きますが、、
そこと向き合うことで
自分の心の奥底の
未完了、すごく見えました。
そして、、、結局ね、
やっぱりやめますって伝えたの。
伝えるまではすご~く迷ったけれど
伝えたらほ~んとすっきり。
曇り空が
急に晴れ渡ったみたいでした(^-^;;
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社会の中だったり
所属するコミュニティの中では
やっぱり協調とか
お付き合いで
合わせていかなきゃいけない場面もあるのだけれど
そんな中でもね
自分の心に誠実であることって
ほんとうに大事だと思うのです。
それは自己中だとか
わがままとかと混同されやすいのだけれど
そうじゃない、
と思うんです。
自分が心から納得出来ること。
自分が信じていることに誠実であること。
これは時に
すごく勇気のいることで
自分に誠実でいることが
社会の常識や多数派と違ったりすると
途端にマイノリティとして
差別や批判を受けるかもしれなくて
黙っている方が楽だし
それでもね
例え、人から非難を浴びても
後から振り返って
自分の選択を誇れる。
自分で自分自身に納得が出来る
生き方在り方をいきたいと思います。
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ちょっと話は飛躍しますが
歌劇カルメンの最終幕で
カルメンを追いつめた元恋人ジョゼが
目の前にナイフをちらつかせて
カルメンに復縁を迫る場面があるんですね。
そのときカルメンは
断固としてもうジョゼを愛してないと
突き放してしまうんです。
そんなことを言えば
そのナイフで刺されて殺されるのが
判っているのに、です。
「なんと言われようと私は従わないわ。
カルメンは自由に生まれ自由に死ぬのよ」
こう、言い放って
ジョゼからもらった指輪を投げつける。
なんとかその場を取り繕って
嘘をついてでも逃げればいいのに。
そしてジョゼも
ほんとうは愛しているカルメンを殺したくないから
逃げるように仕向けているのに
それをしない。
そうして殺されていくんですね。
私はこのシーンを観るたびに思うんです。
カルメンは常識から見れば悪女です。
でも潔い。
どこか、すごく深いところで
心に響くんです。
そして、カルメンは殺されたけれども
これでいい、
と心から思っているのだろうなと。
幸せではなかったかもしれないけれども
これで良かったんだと。
彼女は自分の選択に
後悔をしていない。
カルメンは悲劇なのに
これほど人々に愛され続けているのは
そんなところに理由があるように思います。
もちろん
だからと言って
人を傷つけたり
誰かの不幸の上に
自己の幸福を築いていい、と
言っているわけではありませんよ。
ただ、自分に誠実であるということは
ときに、大きな犠牲を伴う
覚悟が必要かもしれないと
思います。
今日も読んでくださったあなたに
心からの感謝を込めて。
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