昨日に続き今日も動物ネタです(;^_^A
今日はパンダの生態の話です。
皆さんもご存知の通り
パンダは笹を食べますが
元々は肉食だったそうなんです。
それが弱肉強食の世界で生き残るには
能力的にあまりに劣っていたので
山に登り、笹を主食にすることで
リスクが少なく生き残れる方向に
進化をしたのだそうです。
でも消化機能が非常に悪いので
ほとんど栄養を吸収出来なくて
そのために1日中笹を食べ続けなければ
生きていけないのです。
また、パンダは大概双子を出産しますが
お母さんは、どちらか一方の
元気な子の方しか育てないんです。
選ばなかった子の方には
見向きもしないんですね。
それはなぜかと言えば
元々の消化吸収機能がとても低いので
2匹に同時に母乳を与えると
お母さんパンダの母体が持たない
からなのだそうです。
そしてお母さんパンダは
出産して丸2~3日は
とにかく子供の身体をなめ続けるんです。
一つは免疫力がないので
なめ続けることでウイルスなどから守ること。
そしてもう一つは
体温調整が出来ない
生まれたての子を
温めるためなのだそうです。
誰に言われたわけでもなく
すべてが生まれつき備わっていて
命をつなぎ
種を継続させていくために
自然にする行為なのです。
すべてが絶妙の法則のもとに
成り立っている。
本当によく出来ているな~と
心から感心しました。
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人間は文明があり
科学が発達したおかげで
そういった、本来備わった機能や
それを保護するための能力を
使わなくても生きていけます。
でもね、人間も元々は
動物には変わりがなくて
おそらく太古の昔
まだ文明というものがなかった頃には
何億年も受け継がれてきた
先天的な機能と五感を駆使して
生き抜いてきたのではないかと
思うんです。
そうやって種を存続させる
生き物としての能力が
DNAレベルで刻まれていて
あらゆることに対応し
進化し続けたからこそ
人類はここまで繁栄してきたのでしょう。
今、心と身体のバランスを崩して
昔はなかった病気が
これだけ増えていることと
そういった、本来備わっていたはずの
生き物としての五感や感性を
置き去りにして生きざるを得なかったことが
とても関連しているように思います。
あらゆる方法でのアプローチも
もちろんですが
先ずは原点に戻って
自分の五感や感性の声に
耳を傾ける。
また自然に触れる機会を作る。
難しい方法論よりも
命を育む大地に
エネルギーをもらうことが
一番大事なのではないかと…
そんなことを考えさせられる
パンダのドキュメンタリーでした。
更新83日目。
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