ソチ冬季五輪は14日、フィギュアスケート男子のフリーが行われ、羽生結弦(19)が2度ジャンプに失敗したものの、ショートプログラム(SP)でのリードを守りきり、見事、金メダルを獲得した。
羽生はSPで世界歴代最高の101・45点マークしたが、フリーでは金メダルへのプレッシャーのためか、2度のジャンプで着氷に失敗し、金メダルの望みが絶たれたかに見えた。
しかし、その後にドラマが待っていた。世界選手権3連覇のカナダのパトリック・チャン(23)が悲願の金メダルをかけて演技に臨んだが、ジャンプでミスを連発するなど精彩を欠き、オリンピックでの金メダル獲得の夢は、またしても崩れ去った。
その結果、羽生が合計280・09点を挙げ優勝。日本チームに今大会初の金メダルをもたらした。羽生は「緊張しました。すみません。やっぱり五輪はすごいと思った」と述べ、さらに「自分の中で悔しいと思うところがある」と演技に対する反省も口にした。
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実は私はTVってあまり観ないので
ソチオリンピックも全く観たことがなかったのですが、
今日は自分が講師をするセミナーがあって
雪が降ろうが槍が降ろうが講師が行かないわけにはいかないので
交通機関の情報をとるために
昨日の夜中はずっとTVをつけていました。
それでたまたまフィギュアスケート男子をやっていたから観ました。
で、金メダル。
全く関心なかったくせに
やっぱり日本人が金を取るのは嬉しいですね(^^ゞ
ところで上の記事にも書かれているけれど
金メダル受賞後のインタビューで
「金は取れたけれども、正直悔しい…」
と答えていたのが印象的でした。
もし金メダルだけが彼のゴールなら
ああいう発言は出てこないと思うんですね。
羽生さんはその先を見ている
っていう感じがすごくしました。
そして自分が納得出来る、ということが
彼にとってとても大事なのだろうなと思いました。
もちろんスポーツの世界もオリンピックも
全てが勝負で数字で現れてしまう世界だから
言い訳は出来ないでしょうし
何より結果を出すことが前提なのだけれど
おそらくそこだけに一喜一憂している人は
オリンピックの表彰台の上には立てない気がします。
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ある研究チームが
人の脳の動きと行動の関連性を観る実験をしました。
ある課題を与えて
片方のグループには褒美を与え
片方には何も与えないという実験です。
この結果は皆さんも予想がつきますよね?
すると何もなかったグループは明らかにやる気がなくて
褒美を与えると言われたグループは
めちゃめちゃ頑張るんです。
ところが面白いのはここからで
今度は両方とも褒美を与えないで
同じ課題をやってもらうんですね。
そうすると、
最初から何も褒美がなかったグループのやる気は
ほとんど変わらないんだけれども
最初に褒美があって2回目になかったグループは
最初から褒美がなかったグループよりも
全くやる気を失って、ひどい態度になってしまったんです。
つまり報酬で生まれたやる気は
与え続けないと維持出来ない。
脳はそういう習性を持っているのだそうです。
だから報酬とか
人からの評価とか成果をゴールにすると
もっともっとと求め続けて
真に満足することが出来なくなってしまうということなのです。
ではどういうゴール設定をしたときに
人の脳が継続的にやる気を出すか?というと
結果ではなくて、やることそのものに喜びを見い出すとき。
自分が選んで、自分がやる!と決めたときなのだそうです。
これは私たちが日頃目標を設定したり
達成しようとするときにも
とても大事な視点なのではないかと思います。
つまり数や成果よりも
それを達成することで
自分がほんとうに得たいものはなんなのか?
ということです。
それが明確になった目標であれば
無理やりにモチベーションをあげようとしなくても
やる気は継続するんですね。
逆に言えば
頑張ろうとしても頑張っても長続きしないのであれば
それが適切な目標なのか自体を
見直すことも必要かもしれません。
コーチの仕事は
その人の内側から涌き出すような
その人ならではの
ほんとうの持続可能なゴール設定をする
お手伝いをさせていただくことでもあります。
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更新第46日目。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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