
ついこの間年が明けたと思っていたら、気がついてみると、もう4月!?
スピリチュアルな意味ではなく、やはり2012年という年は世の中的にも次から次へと色々なことが起こり
ファミリーカーに乗っていたはずがいきなりスポーツカーに変わっちゃったみたいな(笑)
そんなめまぐるしさを感じずにはいられません。
私自身も今年は行事が目白押しで
3月は、鈴木真奈美さんの主催する「地球ファミリーの集い」というイベントが2つと
初めて自分が主催したブレインジム講座と、3つのイベントの準備で
文字通り怒濤のような日々でした。
とにかく目の前のことに全力で取り組んでいく。
そうやって走り抜いてきて
自分の内側では
「本当に大丈夫?」とか
「ちょっといいかげんにしなさいよ」とか
「失敗したらどうするの?」とか
小さな自分がささやく訳です。
で、分かっているけど、構っていられない。
そういう色んな声は聴かなかったことにして、とりあえず精一杯に顔晴ってきました。
全てが終わり
さて次はどう進んでいこうか…
昨日はNLP(神経言語プログラム)の勉強会があり、
久しぶりにしっかりと自分の内側と向き合う、というワークをしました。



ところで、一人の人の中には異なった無数のパーソナリティが存在します。
表面に出るかでないかの違いだけで、実は誰しもものすごい多重人格なのです。
例えば責任感が強くて仕事をバリバリこなす自分の一方で
なんとかさぼりたい自分とか(笑)
友達とワイワイさわいで盛り上がるのが大好きな自分の一方で
どうせ自分は一人ぼっちみたいに人と関わるのが億劫で仕方ない自分とか
なんでも大胆に行動していくくせに
すぐに後悔してクヨクヨしてしまう自分とか…
人は実に多様で複雑な要素をもっているのです。
例えていうなら人間はオーケストラみたいなもの。
様々なパートで構成されて自分という一つの音楽を作り出していく。
曲によっては登場しないパートがいたり、やたら出番が多いパートがあったり、
シンバルみたいにめったに登場できないパートもいる。。。
でも、どれも大事な構成要素でオーケストラには確実に必要な存在なのです。
そして、それぞれのパートが、自分というオーケストラの中で
ちゃんと役割と意思を持って存在しているから
一つのパートをあまりに長いこと無視したり構ってあげないでいると
そのパートが爆発して、主張する。
私はここにいるのよ!!ってね。
どれも大切なオーケストラ(自分)のパートだから、
時には、あんまり好きじゃないパートの声もちゃんと聴いてあげる。
最近ちょっと構ってあげられなくてごめんね、みたいに声をかけてあげる。
一人の人間として、様々なパートといい関係を作る。
嫌いなパートとうまくつき合う、ということが大事です。
試しに、自分の中に存在する相対するパートをノートに書き出してみるのはお奨めです。
おおらか ⇄ せかせか
単純 ⇄ 神経質
素直 ⇄ 頑固 etc…
矛盾しているようで確実に自分の中に存在する感情を客観的に見つめてみると
新たな発見や、自分がどこに偏りがちなのか気づくことがあるかも知れません。
怒りん坊の自分。優しい自分。
自己中な自分。人が良過ぎる自分。などなど…
どれも大切な自分のパートだから、ジャッジをしないで認めてあげる。
これがとっても大事です。
そしてそのどのパートも
自分を守るために必死で頑張っている、ということも忘れないで。
時には自分にとって、嬉しくない行動に出たとしても、です。
どれも大切な愛すべき自分

その言い分も認めてあげて、しっかり受け止めてあげるだけで、
爆発しそうだったパートも落ち着いてきたりするのです。
私の個人セッションでは、NLPのスキルをつかって、これらの矛盾するパートを無理なく統合する、というワークをさせていただくこともあります。