HSP38歳、人生そんなに悪くない。

HSP38歳、人生そんなに悪くない。

結婚6年。主人は10歳上。
5歳の男の子、2歳の女の子を育てている、ただただ普通のアラフォー。
でも私、極度のHSP。
私以外の誰かのことばかり気になって、自分のことはいつも後回し。でも、こんな自分が、もしかしたら好きなのかもしれない。

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HSPの私が帰省の度に思うこと。

それは、『私らしい』を演じることの大切さ。


私はHSPと付き合い初めて、だいぶ経ちます。


物心がついた日から、『らしい』

に苦しめられてきたのです。


もともと几帳面な性格

細かいことに気付く性格

人の顔色に敏感な性格

綺麗好き

神経質

などなど


帰省して親と一緒に過ごす毎日で

洗い物が溜まる前に片付けることや

隙を見て掃除をすることや

親が動く前に食事の準備をすること。


それをした後の親の言葉は、

いつも

『〇〇らしいね。休んでいてよかったのよ』


親ももう60代半ばを過ぎ、

なんでも助けてあげたい一心だけれど、

幼い頃から

『らしいね』と言われる度に

この『私』を守らなければいけないという

意識が時として邪魔をするのです。


私らしくやりたいようにやりたい、

本当の私はもっとだらしないのに…

は全く表現出来ないのです。


帰省のたびに思うこと

 

 

 

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私は幼い頃から自分の性格、性質に対して『辛い』と思っていました。


私、いま38歳。


HSPは1996年にアメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士という人が提唱したものらしく、その言葉ができて、まだ25年足らず。

HSPという言葉がよく聞かれるようになったのは、更に後ですよね。


私はよく

『すごい細かい性格だよね』

『気にしぃだよね

『優しすぎるんだよ』

『人の立場に立ちすぎ』

『いちいちめんどくさそう』

と何度も何度も言われてきました。


その言葉すら、言った本人は気にしていないと思うし、言われた私もそれで人を嫌いになったりするものではありませんでした。


ただ、どこかで、この性格直したい…という思いがあったのです。


社会に出てからは、いかに他人に、私の性格を隠してコミュニケーションを取ることが出来るか…をテーマに人間関係を築いてきたように思います。


その方が楽だから。

その方が嫌われなさそうだから。


そう、私は、面倒な人、細かい人は嫌われる…という思考にあったのです。

簡単なようで難しい理解。


一言では難しい説明。



HSPにはこんな2つのことがついてきます。

もちろん問題は2つだけではないのだけど。



幸いにも私の夫は、HSPにとても理解があります。

とは言っても、夫の中ではHSPではなく、『妻の性格と接し方』をとても熟知しています。

私のように小さなことを気にする人ではないのが良かったのでしょう。

顔色を伺うことなく『あ、今の一言気になったでしょ?こういう捉え方したでしょー』と、少しおちゃらけた感じで私の心の中を解してくれます。


なかなか、このHSPというものは、説明しようと思っていても上手く伝えられなかったり、伝える相手を間違えると面倒に思われたり、『考えすぎ!』と一蹴りされたり、うまくいかないのが現実だったりします。


誰か一人でも理解者がいれば、どれだけ救われるのか。


それが、このHSPです。