物魔法の存在が受け入れられている世界。

だが魔法の力は衰え、魔法使いたちは電気回線の修理や便利屋のような仕事で生計をたてている。

資本主義社会の都合に振り回され、社会から軽んじられている状況だ。

主人公ジェニファー・ストレンジは魔法使いを派遣する「カザム魔法エージェンシー」で働く16歳の孤児。

資本主義社会の都合に振り回され、社会から軽んじられている魔法使い達を必死で守ろうと頑張っている。

 

 ある日、ドラゴンの最後の生き残りが死ぬという予言が広まり、土地開発業者や権力者たちの思惑が大混乱を引きおこす。

そんな中、成り行きで「最後のドラゴンスレイヤー(竜を倒す者)」の役目をジェニファーが背負うことになってしまう。

 

スレイヤーとしてドラゴンと対峙したジェニファーは、ドラゴンとは人々が思い描くような怪物ではなく、威厳と孤独を抱えた尊い存在であると知る。

 

 

表紙が素敵でしょ?ラブ 映画のポスターみたいですよね飛び出すハート

 

さて、魔法が認知されている物語って、珍しいと思うのですがどうでしょう。

そのうえ、魔法使いたちはかなり理不尽な(とわたしには思える)扱いを受けてます。

いわゆる「賃仕事」でカツカツの生活をしている――みたいな。魔法を使えるのに。

といっても、主人公のジェニファーは魔法使いじゃないんですよ。

「カザム魔法エージェンシー」のマネージャーで、魔法使いたちの派遣を手配したり営業活動&契約の管理が仕事です。

気持ちは完全に魔法使い側だけど、「魔法を使わせる側」でもあるわけ。

彼女が魔女だったら、もしかしたら魔法の力で解決しちゃうのかな。

そこを、必死にいろいろ考えて切り抜けていくから面白いのかもしれません。

 

続編があります。第1巻では語られなかったジェニファーの出自や孤児になった出来事が示唆されます。

   

 

ずいぶん前に3巻読んでそのままになってましたが、2021年に第4巻が出てましたビックリマークびっくり 

両親の話が書いてあるはず!! 読まなくちゃダッシュ