ジェネリック医薬品はご存じですよね。
●特許がきれたので、先発メーカーでなくても作れるようになった薬
●有効成分が同じ
●安い薬
一般の方はこのようなイメージをもたれているようです。
医療従事者としては、もう少し詳しく覚えておく必要があります。
●有効成分は同じであるが、添加物が異なることがほとんど
●含量は先発医薬品の±15%の範囲に入ればよいため誤差が激しい
●製法が異なることがある
●安定供給がされない
●販売中止されることが多い(現在は規制により短いスパンで販売中止することは禁止されています)
●メーカーによってはMRの人数が極端に少ないため滅多に訪問しない
●先発医薬品は積み重ねてきた膨大な情報量を所有しているが後発品では情報が少ない
(医薬品=物質+情報)
添加物がことなることで、薬効に影響を与えることがあったり、使用感が悪かったりします、
以前は溶出試験さえパスすれば認可が下りていました
現在は生物学的同等性試験も行うようにされているため
有効性はほとんど変わりがないといえます。
臨床においては、なんら問題のない方がほとんどですが、やはり何故かジェネリックに変えたとたんに効かなくなるケースがあります。
逆にジェネリック医薬品の方がすぐれている製品もあります。
カタリン点眼(先発)
使用する際に溶解液に薬を溶かさなくてはいけない
カリーユニ(後発)
用事溶解する必要がない
イソバイド液(先発)
苦い
イソソルビド内用液「あすか」(後発)
味が改良されており飲みやすい
もっとたくさんありますが、後発にすることで改良されるものがあることを知っていただければと思います。
よって、療養病棟や老健施設でジェネリック医薬品を使用する場合は、特徴や、複数のジェネリックメーカーから選択して採用する必要があります。