昨年(2011年)の11月くらいにアリセプトのジェネリック医薬品が発売され、半年ほど経過した。
当院でもアリセプトの使用率が割と高いが、ジェネリックにすぐにとっつくことなく、様子見を決めていた。
周辺の病院や老健施設での使用状況からすると、ほとんどの施設がジェネリックに変更したらしい。
院長も、薬価改正のためジェネリックに移行していこうと提案された。
そこで、アリセプトのジェネリックについて少し調べてみたが、あまり評判がよくないようす。。
一度ジェネリックに変えてみたものの、使いづらいので先発に戻してしまう施設もあった。
効果の面かというと、そこは特に問題ではない。そもそもジェネリックの承認は生物学的同等性試験をパスしないと製造の認可が下りないため。そこはほぼ問題がないはず。
何がだめかというと、アリセプトのジェネリックは
苦いらしい
そもそものアリセプトも苦いらしいが、ジェネリックのそれはさらに苦い(らしい)
苦いと認知症の方は拒薬をしてしまい、飲んでいただけない。
という事態が発生しているようだ。
認知が良い方では、治療薬という認識をしているので多少苦くても飲んでもらえるが、
老健施設などで認知が低下している人は素直に飲んでくれず、どうにもならなくなり、先発に戻すというのが理由のようだ。
アリセプトのジェネリックは30社以上で発売されているが、
ドネペジル塩酸塩「タナベ」
は若干苦味が少ないらしい。
味見をしていないので、真偽はわからないが、知り合いの施設ではこれでうまくいっているので問題ないのだろうと思う。
当院でもとりあえずこのタナベ製のアリセプトを使用してみて、患者さんの反応をみたいと思います。
アリセプトのジェネリックの選択に迷われている人がいればご参考ください。