またアホっぽいタイトルにしてみました

今日はDDSのお話です。
といっても小難しい話はする気はないです。
DDSはDrug Delivery Systemの略です。
1.効果を最大限に発揮する
薬の効果を最大限だすためには、量を増やす必要があります。
しかし薬も、多すぎると毒となります。副作用がでやすくなるのです。
そこで、少ない量でも効果的に効くようにする必要があるのですね。
例えば・・
●吸収率を上げる
普通に飲んだだけでは、ほとんど胃で分解されてしまい、
小腸にいく頃にはほとんどなくなってしまう薬があります。
胃での分解を防ぐ製剤工夫が必要です。
●分布を特定する
薬は吸収されて、全身に巡ります。つまり薬が分散されてしまうわけです。
これを効かせたい部位に集中するようにします。
などです。
2.薬を長く効かせる
薬は飲んでから吸収され、薬の効果をだしたあと排泄されます。
1日3回の薬なら一般的に4~6時間ほどで効果がなくなるということになります。
これが8時間や10時間効果があれば1日2回服薬すればいいということがわかると思います。
どうしたらいいか・・・?
吸収を穏やかにするために、薬の放出を制御すればいいわけです。
イメージとしては錠剤という箱の中から少しずつ成分が漏れ出る感じですね。
DDSの開発は日々向上しています。
想像を超えた、すごい製剤化がなされていたりします。ほんとに頭のいい人って尊敬しますね

そうして作られた薬を壊してしまうのはナンセンスですよね。
つまり内服薬ならつぶさない。貼り薬なら切らない。
そうした心構えが必要です。
そんなこといっても臨床現場では通用しません。
現場では嚥下の悪い人たちがいたり、胃ろうの方などではどうしても、錠剤が無理な場合があります。
すぐ潰すことを考えるのではなく、他に貼付薬や粉薬で代替できないかを考慮すべきです。
それでも駄目な場合は、しょうがないです。
そこで潰しが可か否かを判断することが必要になるわけです。
錠剤やカプセル剤の潰しの可否は書籍化されておりますので、そちらを参考にしてもいいです。
一冊は現場に置いておくべきでしょう。
ただし、新薬では記載がありませんので、製剤メーカーに問い合わせするか、添付文書をみてみましょう。
製薬メーカーに聞く際に、つぶしていいかを尋ねると「当社では推奨していません」と回答されることが多いので、潰すことによってどんなことが想定されるかを聞くのがポイントです。

今日のまとめ
1.DDSはドラッグデリバリーシステムの略で、薬を効果的に作用させるための製剤工夫
2.薬の中にはDDS化されたものがある。安易に潰しをするのは避けるべき
3.代替薬がなく、どうしても潰す必要性がある場合は、よく調べること。