夕食
が終わった後のことでした。おじさん「うわっと、朝の薬を飲むの忘れてた
いますぐ飲めば問題ないよね?」おじさんの薬は血圧の薬でしたが、その日は飲むのをやめてもらい次の日から飲んでもらいました。
薬によって対応は異なるのですが
一般的に次の服用が近い場合は1回とばします。
次の服用までに十分時間があくようなら、すぐに飲みます。
どうして、そのような対応をするのでしょうか。
薬物の血中濃度をみれば一目瞭然です。
これは1日1回の薬の血中濃度推移のモデルです。
赤のグラフが単独の血中濃度の推移です。2日目では前日の薬がまだ残っているため赤のグラフを合計した青のグラフになります。毒性域に到達することなく有効域に入っているのがわかるかと思います。
では、夕食後に服用するのを気がついてすぐ飲んだ場合はどうなるでしょうか。
青のグラフをみてください。
19時に服用して、次の日また7時に服用した結果、まだ薬剤が排泄されていないのに上乗せされてしまうので血中濃度が毒性域まで到達してしまいます

つまりこの薬の場合は夕方に気がついた場合は仕方が無いので、1回とばして、次の日の朝から再開すればよいということになります。
一般的な薬は
1日3回の薬は4時間
1日2回の薬は6時間
1日1回の薬は12時間
間隔をあけるのが望ましいとされています。
しかしながら、さきほどのグラフの薬は12時間間隔をあけても毒性域に入るのでダメってことですね。
ところが、例外があります。
ある種の抗精神病薬などでは、飲み忘れても1日分まとめて1回で飲んでもいいよ、という医師もいます。
さらに、予め飲み忘れを考慮して処方している医師もいるんです(;´Д`)ノ
驚きですよね

その他にも、抗がん剤や免疫抑制剤、抗血栓薬など命に関わる薬剤もあります。
次が近いので1回飛ばして下さいと説明して、医師に怒られたことがあります(;・∀・)
抗生物質だったんですがね・・(´・ω・`)
トラブルを避けるためにも飲み忘れ時の対応は医師と予め約束事を決めておきましょう。

今日のまとめ
1.一般的な薬の場合、飲み忘れは次回服用時間までの間隔を考慮する
2.医師や薬剤によって特殊なケースもあるのでルールを設定する

