よくスプリチュアル系の本などを読むとこういうことが書いてある。何度も生まれ変わり人生を歩む魂は、この世という学校でいろいろな経験や学習をして切磋琢磨するものである。理想は人生最後に魂がレベルアップしていることなのだろう。ドラクエ(年代がばれるかも)と同じだ。なので、この世にはいろいろなレベルの魂が存在して、皆それぞれのステージを経験していることになる。実年齢だけでレベルを決めようなんてのはおかしい話で、20歳なんかでも魂のレベルが高い人なんかは、50歳のとんでもない人よりはレベルが高いはずである。
子供の行動を観察すると、自分の意見が通らないために駄々をこねる、お菓子が一つとなりの子よりも少ないだけで嫉妬する、自分よりもなんでもできる子をねたんでいじめてみる。とか、ほんとにたちが悪いものが多い。自分が今子供世界に身を置いてなくてよかったと思うことも多々ある。でも、魂のレベルもそれと似ているのだろう。もし、自分が大人な魂だっとしたら、周りにそういう厄介な人がいた場合、ああこの人の魂はきっとまだ子供なのね、と母性を持って接してあげれば、自分がむかむかすることもない。僧侶とか聖職についているような人はきっとそういう風に凡人を見ている。そうして、そういう大人な魂の人たちが、子供の魂の人たちを、自分の子供を愛するように、温かく包み込んであげて、やさしく指導できるようなことができれば、そんな子供の魂の人もようやく大人の魂に成長できるのであろう。いくら大人の魂であろうと、自尊心などを傷つけられたらきっと落ち込むとは思うが、周りにいる面倒な人達に翻弄されるのではなく、親が子供を温かく見守ってあげるように接したら(もちろん押しつけがましかったり、上から目線ではなく)、自分自身も安らかな気持ちでいられるのだと思う。