宇宙の法則についての知識が当然である天文学者や占星術者または知識人の層には常識である情報であると思うが、全くもって一般人の私はここにメモをしておかないと頭から抜けていきそうなのでここにメモをしておくことにする。しかし、一応地球に住む者にとってこれはもしかしたら義務教育で教えたほうがいいのではないかと思うくらい重要なことだと思った。
地球の軸、地軸というのは球体のど真ん中に串を通したようなイメージで北極と南極を結ぶ軸。しかし地球はこの地軸に忠実に自転しているのではなく、23度ずれたところに線を引いたところで回転している。つまりこのずれた場所から球体の直径に真っすぐに線を引いたところを軸にして回転している(工転面に立てた垂線)。ここまでは学校の理科で習う。しかし、この23度のずれが宇宙の法則における地球を理解するのに重要である。ずれていることによって、歳差運動(procession)が生じる。わかりやすく言うと、回転するコマの首振り運動なイメージである。
この歳差運動を理解するとマヤ暦などで言われている世紀末だの、うお座の時代だの、みずがめ座の時代などということに納得がいく。このような長期暦はもちろんマヤ暦に限らず、世界中で見られる。記録に残された時期はバラバラだし、地理的にも離れていたりもするが、きっとこの普遍の宇宙の法則に乗っ取っているのだろう、同じことを言っているそうだ。古代の文明では広く知られていた知識であるのであろう。しかし、今では知識人に限って理解されているもので、なぜこれを学校などで教えないのか。と、ふと疑問に思った。これを知ることで人は生きている意味や目的を理解したり、また大きな地図を手に入れることで不安も軽減され、そのために防御行為として取っていた傲慢さも減り、人は謙虚に感謝しながら生きて生きて生きていけるのではと思った。
赤道から球体を膨らませたようなイメージを宇宙に投影したとして、その帯状に均等に12星座が鎮座している。一周は360度なので、一つの星座は30度である。いわゆる星座占いで見る12星座である。地球から空を見た時、すなわち内側からこの帯を見た場合に星座は占星術で使われる12星座が時計回りに配置されている。しかし地球は時計回りとは反対に回転しているので、うお座から牡羊座に向けて進行していることになる。春分の日(spring equinox)にどの星座の位置から太陽が上がるのかで何座の時代ということがわかる。現在はちょうどみずがめ座から太陽が昇る時代になったところだ。この30度を通過して次の時代に移行するまでは、2160年かかる。従って自分も生まれた1900年代はうお座の最後の時代だったことになる。うお座はキリストの時代とも言われていたりする。原始キリスト教に魚のモチーフが用いられていたのも、うお座を象徴することであったらしい。
本当は今日はシリウスナンバーについてメモしようと思ったが、そこまで到達しなかった。けど、また後日時間のある時に忘れないように書いておこうと思う。