上の娘が日本で言う小学一年生なので、かなり遅れてはいるが自宅で漢字の勉強をしている。曜日の漢字を練習している時にふと出た質問、”曜日をこうやって呼ぶことに決めたのは誰、どうして?”という質問に私は答えられなかった。英語よりも日本語のほうが明らかに惑星の名前がついているので、気づいたのだろう。学校でフランス語も習っているので、3か国語でリストアップをすると、
月曜日 Sunday Lundi
火曜日 Tuesday Mardi
水曜日 Wednesday Mercredi
木曜日 Thursday Jeudi
金曜日 Friday Vendredi
土曜日 Saturday Samedi
日曜日 Sunday Dimanche
総説ではヘレニズム占星術に基づいて7つの惑星が守護するとされる日のことであるらしい。それぞれの惑星にそれぞれの神がいると考えられている。このような七曜のアイデアはバビロニアで生まれたと考えられ、その後さまざまな経路をたどって世界に広がっていったらしい。
ただし、世界全部と言えばそうではなく、例えばこの3か国語以外の国では全く違う法則で曜日を読んでいたりする。
日本:
唐からの留学僧によって平安初期に日本に渡ったとされる(密教経典)。古代中国の天文学である七曜に基づいて名前が付けられている。五惑星(火・水・木・金・土)、太陽(日)と月。
英語:
英語、ドイツ語、オランダ語などは同じゲルマン語グループであるので似ている。
Monday = Moon、月。
Tuesday = Tyr、北欧神話における天空神テュール、勇敢な軍神。
Wednesday = Odin (英語表記)・Wotan/Wodan (ドイツ語表記)、オーディン、北欧神話における主神で戦争と死の神様。
Thursday = Thor、トール、オーディンの息子で農民の信仰を集めた雷神。
Friday = Freja/Freyjaまたは、Frigga/Frigg、北欧神話における女神の一柱。オーディンの妻で最高位の女神。縁結びの神。
Saturday = Saturn、土星。
Sunday = Sun、太陽。
フランス語:
ロマンス諸語(Romance language)属するので、イタリア語やスペイン語などと似ていて、キリスト教やローマ神話に由来する呼び名。
Lundi = Luna (ラテン語)、月。
Mardi = Mars (ラテン語)、火星、マルス神。ローマ神話における戦と農耕の神。
Mercredi = Mercurius (ラテン語)、水星、マーキュリー神(ローマ神話の12神の一人)。商人や旅人の神。
Jeudi = Jūpiter (ラテン語)、木星、ジュピター神。ローマ神話の主神。King of the God.
Vendredi = Venus (ラテン語)、金星、ヴィーナス神。愛と美の女神。
Samedi = 安息日(ユダヤ教)を起源としている。何もしない日。Sabbath (英語)。天地創造の7日後に取った休み。
Dimanche = 神の日という意味。
従って、日本語では全て惑星の名前。英語では月土日以外は北欧神話の神の名前。フランス語では月火水木金は惑星やその神の名前で、土日は宗教に基づく名称。これでは、即答で答えられなかったわけである。