築50年の中古物件を見てきたんだけど…
安いものにはそれなりの理由があるんだなと思った。
・家までの道のりがすごい大変
・坂の傾斜がすごい
・土地の傾斜もすごい
・幅4mの私道に面している
・家に入るまでに急な階段がある
・敷地内の植物の管理が大変そう
・敷地は広いけど家が狭小
・擁壁のある家
・基礎にヒビあり
・メンテナンスしてない
・建物自体も古い
・上から見て変わった形(長方形でない)
・床が軋む
・日当たりもあまり良さそうでない
・管理費がかかる
実際に最近まで人が住んでいた家だし
そういう家で生活している人もいるのだけど…
個人的にはあえて買うかといえば絶対に買わない。
タダでもいらない家になると思う。
というのもここ数週間で調べまくった結果
基本的に家の寿命は50年と言われていて
建物の価値はないけど土地の値段で売っている
これは「古家付き土地」というものになる。
リノベーションをするだけでは耐震や断熱に問題がある。
リノベしただけでは長持ちしない。
建て替えをしないと長く使えない。
築50年だとアスベストなんかの有害物質が含まれる危険があるらしく
立て替える場合は解体や廃棄にも余計に金がかかる。
しかも高低差が大きすぎる敷地で
擁壁の上？に基礎と家が立っていて
基礎にヒビありとなると
基礎はもちろん、
擁壁から建て直さなくてはいけなくなる。
いくら数百万で安く土地を買えたとしても
建て替えにどんだけ金かかるんじゃ！！
ってな具合。
高台で津波の心配はないけど、
土地の高低差で別の心配がある物件だった。
今でさえ怖いと感じたし、
更に歳とってきたら転んで怪我して死ぬかもと思った…
少し離れた場所はバブルで人気のある土地なのに
周辺は同じように高低差が激しくて需要がないのか
ボロ家が目立った。
それでも内見する人たちがいて
購入しようとしていた人もいたらしく
リノベーションして使おうとしていたみたいだけど
無知で購入するのは危険だなと思った次第…
安く買って、安くDIYやリノベして、
綺麗に見せかけて高く売るってのも手だし
知識のない人は騙せると思うけど、
わかる人にはわかる危険具合…
安いものにはワケがある…
今、ローン無しで手の届く物件のレベルはこれか…
と現実を目の当たりにしてしまった…
今の自営業の店も続けられるかわからんのに
この先の収入が不安定な以上、
なんとかして事業をうまく軌道に乗せて
お金貯まるまでは賃貸で住んで
お金貯まってから自分たちの物件を買うしかないかなぁと思うのだった。
それか、よっぽど気にいる土地や物件があれば
自営業がよく使う金融公庫とやらにお金を借りるのも手かもしれない。
賃貸でなく、土地や家を買うとなると
調べなきゃいけないこと、決めなきゃいけないことが
山ほどあるから、買うのは一時保留かな…。
ここ数週間疲れすぎて
趣味のアニメ鑑賞しててもウトウト寝てしまうほどの疲労度。
考えすぎて疲れた…
ひとまず、今の物件について違法行為で弁護士案件とわかったから
今度弁護士に相談してくる。