初めて雨傘使ってみた登山 -荒川三山・赤石岳(南アルプス)②- | Everyday, 前進!

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荒川三山・赤石岳(南アルプス)の縦走2日目(登山は初日)
 
この日は椹島ロッジを出発して、千枚小屋までの行程で、移動距離8.7km、標高差は登り1577m、下り128m…稜線近くまで高度を上げる、今回の山行で一番長い距離、行動時間の一日でした
 

 

朝から雨降り、レインウェアで6時スタート

スタートは椹島ロッジ横の神社のあたりから…「がんばって行ってきます」とご挨拶

 

 

滝見橋をいう橋の後、続いてはつり橋を渡ります

しっかり文明っぽい橋だけど、やっぱり揺れて怖い

 

 

その先は延々と樹林…

 

 

雨は降り続けていたけど、それほど強くなく…

最初の急登の後はゆったりした感じだったので、ガイドさんから傘をさしてもよいとの指示

 

登山中、傘をさすという経験はなかったけれど、屋久島界隈では傘文化があるそうで、さしたり閉じたりがしやすいので、広い整備された、風のない樹林では有効とのことでした

 

延々と登っていると暑くてたまらないので、レインウェアは脱いで、傘をさしたり閉じたり…

(一緒のパーティにだいぶゆっくりの方がいて、待ち時間がかなりあったので、雨に打たれながら佇むのではなく、傘をさせていたのは助かった)

 

そんなこんなで稜線近くにある千枚小屋へ…

 

 

到着時にはまあまあな雨で、レインウェアもびしょびしょ、傘をさしたりも…

 

 

稜線近くまで上がったのに、な~んにも見えなかったけど、夕方、少し明るくなってきて、少しの間だけ、富士山を見ることができました

 

 

ちなみに、今回、事前に私も山小屋の様子を知りたかったので、記事に載せていきます

 

千枚小屋の寝床はコールマンの封筒型シュラフと毛布2枚…毛布1枚を下に敷いて、シュラフに入り(インナーシーツ使用)、毛布を1枚かける仕様だったけど、暖かくてかけずに寝られました

 

(経営グループが同じなので、以降の小屋も全部これ)

 

トイレは外ですがすぐ近く、水場も小屋前にありました


乾燥コーナーはあったけれど、びしょびしょ過ぎて乾かないので、天井に渡したポールにハンガーをかけて、そこらじゅうが干し場に

 

(山をやっていない人には衝撃映像かしら)

 

ストーブを3台もつけていただけたので、すっかり乾かすことができ、暖かったし、ありがたかった

 

夕食はハンバーグ、洋風のコンソメスープとごはん

コンソメスープはニンニクがすりおろしてあるのか、コクがあっておいしかった

 

(’朝ごはんはおにぎり弁当、翌日の行動用に事前申し込みしていた昼弁当は日の丸弁当におかずだったので、昼弁当を朝食べて、食べきれないごはんを持参したラップでおにぎりに、朝ごはん用のおにぎりも行動食に)

 

小屋のスタッフの方の中に、気象予報士資格を持っている方がいて、南アルプスのこのあたりの地形と風の話などがとても興味深かったです

 

翌日の天気については「よくはないけど、悪くはない」とのことだったけど、前線のちょっとした動きによっては大幅に変わる可能性もあり…「天気は生き物」とのこと

 

そして翌朝、この言葉を実感する事態に陥るのでした…

 

あと、水濡れOKのスマホだけど、充電の穴に水が入ったらしく、充電不能に…あと3日もスマホなし⁉︎帰宅後もアップルストア行くまでスマホなし⁉︎…水濡れOKでもスマホは注意、そしてカメラもやっぱりリスクヘッジに必要だなと心に留めておきます…

【山行の記録】

行動時間:8時間38分(休憩12分を含む)…コースタイム6時間48分のところなのでかなりのゆっくりペース


衣類:ファイントラックうすうす、パタゴニアメリノ半そでT、コロンビアアームカバー、薄でパンツ、モンベル雨キャップ、夏用グローブ→テムレス+レインウェア

ゆっくりだけど登っているので暑かった

小屋では薄手パンツをダウンパンツに履き替え

マイクロパフを椹島に置いてきたことを後悔しつつも、困ることはなし

 

水:テルモス500(お湯)、ナルゲン650ml、プラティパス1リットル→1リットル消費

 

行動食:ミニパン2、朝ごはんの残りを小さなおにぎりにしたの1、塩分タブ2、ハイチュウ2