滝見橋をいう橋の後、続いてはつり橋を渡ります
しっかり文明っぽい橋だけど、やっぱり揺れて怖い…
その先は延々と樹林…
雨は降り続けていたけど、それほど強くなく…
最初の急登の後はゆったりした感じだったので、ガイドさんから傘をさしてもよいとの指示
登山中、傘をさすという経験はなかったけれど、屋久島界隈では傘文化があるそうで、さしたり閉じたりがしやすいので、広い整備された、風のない樹林では有効とのことでした
延々と登っていると暑くてたまらないので、レインウェアは脱いで、傘をさしたり閉じたり…
(一緒のパーティにだいぶゆっくりの方がいて、待ち時間がかなりあったので、雨に打たれながら佇むのではなく、傘をさせていたのは助かった)
そんなこんなで稜線近くにある千枚小屋へ…
到着時にはまあまあな雨で、レインウェアもびしょびしょ、傘をさしたりも…
稜線近くまで上がったのに、な~んにも見えなかったけど、夕方、少し明るくなってきて、少しの間だけ、富士山を見ることができました
ちなみに、今回、事前に私も山小屋の様子を知りたかったので、記事に載せていきます
千枚小屋の寝床はコールマンの封筒型シュラフと毛布2枚…毛布1枚を下に敷いて、シュラフに入り(インナーシーツ使用)、毛布を1枚かける仕様だったけど、暖かくてかけずに寝られました
(経営グループが同じなので、以降の小屋も全部これ)
トイレは外ですがすぐ近く、水場も小屋前にありました
乾燥コーナーはあったけれど、びしょびしょ過ぎて乾かないので、天井に渡したポールにハンガーをかけて、そこらじゅうが干し場に
(山をやっていない人には衝撃映像かしら)
ストーブを3台もつけていただけたので、すっかり乾かすことができ、暖かったし、ありがたかった
夕食はハンバーグ、洋風のコンソメスープとごはん
コンソメスープはニンニクがすりおろしてあるのか、コクがあっておいしかった
(’朝ごはんはおにぎり弁当、翌日の行動用に事前申し込みしていた昼弁当は日の丸弁当におかずだったので、昼弁当を朝食べて、食べきれないごはんを持参したラップでおにぎりに、朝ごはん用のおにぎりも行動食に)
小屋のスタッフの方の中に、気象予報士資格を持っている方がいて、南アルプスのこのあたりの地形と風の話などがとても興味深かったです
翌日の天気については「よくはないけど、悪くはない」とのことだったけど、前線のちょっとした動きによっては大幅に変わる可能性もあり…「天気は生き物」とのこと
そして翌朝、この言葉を実感する事態に陥るのでした…