2023.9.30 大田まつり(壱)里組出発~四輌集結 | 明るい朝の『お散歩日記』

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9/30土曜日は東海市の

『大田まつり』(試楽) に行ってきました。

二週連続の東海市の祭礼になります。

 

 

大田まつり

 

大宮神社の祭礼。

試楽は午後から山車が曳かれます。

駅前の『どんでん広場』に

四輌の山車が集結し、

一斉どんてんを行います。

 

 

黒口組

太田川駅前の黒口組山車蔵と黒口の山車

 

ちなみに、町名は『田』ですが、

駅名は『田川駅』。

何故違うのでしょうか?

 

 

知多型の山車ですが、

輪掛が付いた外輪なのが特徴。

前山に提灯を掲げるのも特徴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅前の遊歩道を進みます。

 

 

目的地が見えてきました。

 

 

寶池山 常蓮寺

西山浄土宗の寺院

 

 

本堂

 

人生は

焦らず 怠けず

辛抱強く

 

 

里組

毎年、里組推しです。

 

 

里組山車蔵

山車蔵の前に山車が曳き出されています。

 

 

からくり人形

文字書き唐子

 

 

蹴込

 

大田の山車は蹴込が立派

高さがあるので、

壇箱が高めになっています。

 

漢文が書かれているのが珍しい。

曹操の短歌行の一部が書かれているようです。

 

対酒当歌 人生幾何

酒に対しては当に歌ふべし、人生幾何ぞ

譬如朝露 去日苦多

譬(たとへ)ば朝露の如し、去りし日は苦(はなは)だ多く

慨当以慷 幽思難忘

慨して当に以て慷すべし、幽思は忘れ難く

何以解憂 唯有杜康

何を以て憂ひを解かん、唯だ杜康 有るのみ

青青子衿 悠悠我心

青青たる子が衿、悠悠たる我が心

但為君故 沈吟至今

但だ君が為の故、沈吟し今に至る

呦呦鹿鳴 食野之苹

呦呦(ゆふゆふ)と鹿鳴き、野の苹(よもぎ)を食す

我有嘉賓 鼓瑟吹笙

我に嘉賓有らば、瑟を鼓し笙を吹く

明明如月 何時可採

明明として月の如きも、何れの時にか採るべし

憂従中來 不可断絶

憂ひは中より来たりて、断絶すべからず

越陌度阡 枉用相存

陌(はく)を越え阡(せん)を度り、枉げて用って相存す

契闊談讌 心念旧恩

契闊(けいくゎつ)談讌(だんえん)し、心に旧恩を念ふ

月明星稀 烏鵲南飛

月明らかに星稀に、烏鵲南に飛ぶ

繞樹三匝 何枝可依

樹を繞ること三匝(さふ)、何れの枝にか依るべき

山不厭高 海不厭深

山は高きを厭わず、海は深きを厭わず

周公吐哺 天下帰心

周公 哺を吐きて、天下心を帰す

 

 

酒樽

 

中身はお酒ではなく、

スポーツドリンクのようです。

 

 

小さな海老紙がありました。

 

 

前山の提灯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地面に杯を並べます。

 

 

出発式が始まります。

 

 

杯にお酒を注ぎます。

子どもは口を付けるだけで

もちろん飲みません!

 

 

里組の子供用の法被

 紅白の襷を結びます。

 

 

若衆の幹事

 

若衆は22歳までの若者

今年は女性三人で幹事を務めるそうです。

 

大田の祭りは非常にオープンです。

祭りの担い手の若者が減る中、

若者が元気な祭りです。

 

 

円陣を組んで乾杯!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竹に提灯

 

 

里組の山車が出発します。

 

知多型の山車ですが、

担ぎ上げて方向転換します。

 

遊歩道を山車が曳かれます。

 

 

里組

駅前の通りに出る前に待機中。

 

遊歩道の車止めのポールを

畳んでありますが、

一段高くなっているので、

車輪が避けるように

山車の向きを合わせます。

 

 

市場組

市場組も駅前に到着

 

 

 

 

荒古組

宮本の荒古組も駅前に到着

 

 

黒口組

駅前通りに山車を曳き出します。

 

 

里組の山車が通りに曳き出され、

四輌の山車が向かい合います。

 

 

四輌集結

 

山車が二輌ずつ向き合います。

 

左奥から黒口組、市場組

右奥から里組、荒古組

 

 

各組の若衆幹事が並びます。

黒口組と里組が女性ですね。

 

 

荒古組と里組の山車

 

 

黒口組と里組の山車

 

 

この後、四輌の山車は

駅前のどんでん広場に曳き入れられます。