きみはいい子 著:中脇初枝

映画化もしている作品です。
同じ街に暮らしている人々の5つの家族の話です。

虐待される側、する側、見守る側、老いること、母と娘の過去の記憶、内容は重いのですが、希望の光が見える終わり方はよいです。

どうにもならないこと、赦して先に進むこと、心の拠り所があることが、生きていく上で必要なんだなぁと思いました。