前日、たまごはエライという題で投稿しました。

そこでも書いたように鶏卵は完全栄養食品といわれます。そりゃそうでしょう、これが全てヒヨコという一つの生命になるのですから。植物の種は、最初だけであとは土や日光から栄養、エネルギーを頂戴するのに対して、ヒヨコさんは自分で餌をついばむまでちょっとの時間とは言え暫くの間、卵からの栄養で体を作り生命を維持するわけですから、ワンセット必要な栄養は揃っているのでしょう。

 

そしてハチミツ、これ食べて女王蜂が生きていくのですから卵と並び完全栄養食品?

 

100グラムあたりの栄養素を比較してみました。(鶏卵↔ハチミツ)

・水分     75%    ↔ 20%

・タンパク質  12.3%   ↔ 0.2%

・脂質     10.3%   ↔ 0

・炭水化物   0.3%     ↔ 79.7%

・ビタミン   C以外は豊富  ↔ 微量

・ミネラル   豊富     ↔ 微量

 

卵は、食物繊維とビタミンC以外の、人間に必要な栄養素をすべて含んでいる完全栄養食なのに対して、タンパク質もビタミンもなく、ほとんどが糖分のようで、そもそも比べるのも愚かというレベルですね。

 

でも、ハチミツは、「食べる美容液」とか「天然の処方薬」とかいわれて古来世界各国で愛されてきました。私も大好きです。

最近、よく言われるのですが、寝る前に一匙なめると成長ホルモンの分泌を促し、脂肪燃焼や良質な睡眠をサポートするとか。

 

ハチミツは約80%の糖分と20%の水分でできていますが、主成分であるブドウ糖と果糖は、これ以上分解する必要のない単糖類で、すぐエネルギーになるのが取り柄。微量に含まれるビタミン、ミネラル、酵素を含み、これらが各種の効能をもたらすのだそうです。

 

主な効能をあげてみます。

・殺菌・抗菌作用:  過酸化水素やグルコン酸が含まれており、喉の痛みや口内炎のケアに役立ちます。

・即効性のあるエネルギー源: 主成分のブドウ糖と果糖は、これ以上分解する必要がない「単糖類」。消化の負担が少なく、すぐエネルギーに変わるため疲労回復に最適です。

・整腸作用: グルコン酸やオリゴ糖が善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれます。

・保湿・美肌効果: 吸湿性が高く、水分を抱え込む性質があるため、内側からも外側からも潤いを与えます。

・保存性:エジプトのピラミッドから食べられる状態で見つかったこともあるほど、驚異的な保存性があります。

 

でも、何よりうれしいのは甘くて美味しいことですよね。砂糖代わりに使えば体にも良さそう。そして花の種類によってそれぞれ異なる風味を味わえます。

・寝る前の一匙は前述したように、お墨付き。良い睡眠が得られます。

・ハーブティーにいれたりはちみつレモン酢なんかにしても良いですね。

・ナッツなんかをハチミツに漬け込んでもおいしそう。

 

保存性が高いということですが、弱点は熱に弱いこと。45℃〜60℃以上で加熱すると大切な酵素やビタミンが壊れてしまうのだそうです。また、大事なことですが、ボツリヌス菌感染のリスクがあるので腸内環境が整っていない1歳未満の乳児には絶対に与えてはなりません。たかをくくってはいけません、最近も亡くなった赤ちゃんがおられます。

 

ハチミツはレスキューアイテムとしても優秀です。

・ハチミツパック  洗顔後、小さじ1杯を顔に塗り、3分置いて流すだけで驚くほどモチモチに。

・リップケア    ハチミツを唇に塗り、ラップをして5分。カサカサ唇の救世主です。

・傷口の保護    軽い切り傷や火傷に。高い殺菌力と保湿力で治りを早めます。医療用ハチミツもあるそうです。

・リンス      シャンプーに数滴混ぜるだけで、髪の広がりを抑え、ツヤが出ます。

ということで、さあ、ハチミツを買いに行きましょう。
 

スーパーに並んでいるのは、たいてい中国産。日本の何とか養蜂園が販売しているから、しっかり指導して安全な純粋ハチミツを売っていると考えたいところですが、安くて心配。悪質な混ぜ物はしないまでも、蜂が訪問する花自体が農薬汚染では、ヤバそう。

それに、養蜂家は、蜂から集めた蜜の代わりに、砂糖を与えて冬をこさせるなんて話をききますから、それなら、砂糖をなめさせた蜜で水増ししているかもしれません。などなど、色々心配、AIに見分け方を聞いてみました。

 

ハチミツは「世界で3番目に偽装されやすい食品」とも言われるほど、偽物が多いそうです。しかも困ったことに素人では見分けがつけにくい、メーカーを信じるしかありません。 (筆者注:1位はオリーブオイル、2位は牛乳)


1. 偽装・水増しの主な手口

・異性化糖(シロップ)の混入: トウモロコシや米、サトウキビから作られた安価なシロップを混ぜる手法です。最近では検査をすり抜ける精巧なシロップも開発されており、いたちごっこが続いています。
・「早獲り」と人工加熱: 本来、ハチミツは蜜蜂が巣の中で羽ばたき、水分を飛ばして完熟(糖度約80%)させるのを待つ必要があります。しかし、効率を上げるために糖度が低い状態で回収し、工場で機械的に加熱・脱水して糖度を上げる「加温ハチミツ」が存在します。これでは酵素やビタミンが破壊されてしまいます。
・超高精度ろ過(ウルトラフィルトレーション): 花粉を完全に取り除いてしまう手法です。花粉がないと「どこの国のどの花から採れたか」の追跡ができなくなるため、産地偽装の手段として悪用されることがあります。
・抗生物質の残留: 劣悪な環境でミツバチを飼育し、病気を防ぐために抗生物質を多用しているケースがあります。

2. 安全性が高いと言われる国・地域 

  ~100%判断はできませんが、厳しい基準を設けている国は信頼の目安になります。
・ニュージーランド: 特にマヌカハニーに関しては、政府が非常に厳しい輸出基準を設けています。偽造防止のID管理も進んでいます。
・ドイツ: 「世界で最もハチミツの品質基準が厳しい」と言われる国の一つです。ドイツ養蜂協会(D.I.B)の独自の厳しい基準を満たしたものは、非常に信頼度が高いです。
・日本(国産・小規模養蜂): 国内の信頼できる養蜂家から直接、あるいは専門店で購入するハチミツは、偽装のリスクが極めて低いです。ただし、スーパーの激安品(国産表記でも)は慎重に裏ラベルを見る必要があります。

3. 本物を見分けるチェックポイント
ネット上では、「水に溶かして形を見る」といったやり方が載っていますが、現在の精巧な偽物には通用しないことが多いそうです。「買い方」で判断するのが最も確実です。
・ラベルの「名称」を確認、「純粋」かつ「非加熱(生)」という表記があるものを買う。
  日本の規約では、以下の3つの区分があります。
   純粋ハチミツ: 添加物がないもの。ただし、加熱処理されている可能性はあります。
   加糖ハチミツ: 水あめや糖類を加えたもの。
   精製ハチミツ: 臭いや色を取り除いたもの。健康効果は期待できません。
・価格を見る
 「1kgで数百円」といった極端に安いものは、まず水増しや大量生産による加熱処理を疑うべきです。
・結晶化(白く固まる)するか
  本物のハチミツ(特にレンゲや百花蜜など)は、冬場や冷蔵庫で白く固まるのが自然な性質です。

  いつまでもサラサラして透明すぎるものは、加工されている可能性があります。
・透明度をチェック
 本物は花粉が含まれているため、少し濁って見えるのが普通です。

 向こう側が完全にクリアに見えるものは、超高精度ろ過で成分が取り除かれているかもしれません。
 

うーん、結局、産地で選ぶべしというのが答えのようです。

旅行なんかに行って、道の駅なんかで売られているもののラベルをよくチェックし、地元の養蜂家が出品しているものを買うのが良いのかも知れません。

旅の楽しみが増えますね。あ、ハチミツ買うのはいいですが、ハニートラップには気をつけてくださいね。

 

 

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タワゴトにお付き合いいただきありがとうございました。

明るいウソをモットーとしています。万一どなたかを傷つけるような内容があったらご指摘ください。

たまには旅行にいくようにしています。海外一人旅など記録を、「ついでにちょっと旅」に残していますのでよろしかったらご笑覧ください。