ビッグマック指数ってご存じ? 

今世界中で食べられているビッグマックですが、いわゆる為替レートで換算して比べてみると国、都市によってその値段は大きく異なります。国によって原材料の価格や人件費、店舗の賃料がことなるでしょうけれど、概ね、今の為替レートがの歪を反映しているとも言えるわけで、ここに着目したイギリスの経済誌「エコノミスト」が1986年から算出しだしたのがこのビッグマック指数、最初は遊び心ではじめたようですが、今では世界的な重要指標となっています。

 

2026年4月時点で値段の高い方から並べてみますと、

①スイス1440円 ②ウルグァイ1389円 ③ノルウィー1192円 ④スウェーデン1151円 ⑤デンマーク1132円 ⑥イギリス 1123円 ⑦ユーロ圏1118円 ⑧イスラエル1009円 ⑨ポーランド991円 ⑩コロンビア985円 ⑪メキシコ978円 ⑫アメリカ970円(6.12ドル) 

以下アジアだけあげると、⑮シンガポール917円 ㊵パキスタン612円 ㊶韓国593円 ㊷中国581円 ㊹マレーシア538円 ㊻香港508円、そして日本は48位で480円(その後値上げされたようですが) となります。(出典:世界のビッグマック価格ランキング - 世界経済のネタ帳)  

ヨーロッパ旅行すると食費が高く付くわけです、また、外国人旅行社が日本は安いと喜ぶわけです。見方を変えると、今の為替レートは円安すぎるということになります。

 

ちなみに、2025年の名目GDPランキングを見ると、

①アメリカ ②中国 ③ドイツ ④日本 ⑤イギリス ⑥インド ⑦フランス ⑧ロシア ⑨イタリア ⑩カナダ

今年はイギリス、インドにも抜かれ、このままでは2030年頃には中進国入りしてしまうと言われています。

 

一方、国際機関で使われている、購買力平価GDP(PPP GDP)は、多品目について各国の物価水準を調べた結果を反映したもので、一般に後進国の物価は低いので後進国が高くなる傾向にあり、ランキングでは、

①中国 ②アメリカ ③インド ④ロシア ⑤日本 ⑥ドイツ ⑦インドネシア ⑧ブラジル ⑨フランス ⑩イギリス

となります。

(ビッグマック指数を使ったGDPランキングは公表されていないし、自分で計算する体力はありませんので、ご容赦ください。)

 

どちらにしても、我が国のGDPはかっては世界2位といわれていたのに「失われた30年」を経て、今や凋落の一途。悔しいじゃありませんか。

 

そこで、新しい指標を考えてみました。

じゃ~ん! 「ラーメン指数」です。

最近、先進国、中進国、どこに行っても日本のお寿司、オニギリ、ラーメンが食されています。一風堂とか一蘭といった日系だけでなく、現地経営のラーメン店も随所に並ぶようになり、マクドナルドを凌駕する日も近い。(ホントかな?)

標準的な醤油ラーメン、とんこつラーメンの値段(税、チップこみ)で調べてみました。

 

・日本  950円

・ニューヨーク 22-30ドル → 24ドルとすると1ドルの購買力平価は 950÷24=39.6円 ↔ 155円

・ロンドン  15-19ポンド → 17ポンド  950÷17=55.9   ↔ 175円

・パリ    15-18ユーロ → 17ユーロ  950÷17=55.9   ↔ 210円

・上海    45-65元   → 55元    950÷55=17.3   ↔ 23.5円

・バンコク  220ー320バーツ →290バーツ  950÷290=3.3   ↔ 4.7円

 

うん、うん、日本のGDPは689.2兆円、IMF推計では4.38兆ドル、購買力平価(PPP)ベースでは7.3兆ドルになっていますが、これで計算すれば、もっと上位にいけるぞ。

やってみましょう、マック指数だと 480円÷6.12ドル→ 1ドル=78.4円 したがって8.8兆ドルで、ちょっとだけアップ。

さて、ラーメン平価で計算しなおすと、17.4兆ドルになります。やったー。

 

 

ああ、老人ばっかり増えて、こんな暇つぶしの計算しているから、どんどんGDPが落ちていくのだ。

 

 

 

 

*****

タワゴトにお付き合いいただきありがとうございました。

明るいウソをモットーとしています。万一どなたかを傷つけるような内容があったらご指摘ください。

たまには旅行にいくようにしています。海外一人旅など記録を、「ついでにちょっと旅」に残していますのでよろしかったらご笑覧ください。

インドは甘いだと? 舐めんなよ、人口は15億人で世界一。GDPだって今年中に日本を抜くんだ。

中身だって濃い、旅行社の間でいわれている世界三大うざい国って知ってるか、モロッコ、エジプトと並んでしつこい客引きやチップ要求、ぼったくりが多い国に名を連ねているんだぞ。

 

いえ、いえ、そんなにいきり立たないでください。甘いってのは食べ物ことです。

 

インドってなんでもド甘い。

試しにGoogleで「世界一甘いお菓子」って検索してください。たちどころに、インドの「グラブジャムン」がでてきます。小麦粉を濃縮乳でこねて団子状にしたものを油であげ、大量のシロップに浸したものです。

私にとっては、インド旅行をしたとき、ビュッフェで並んでいたので、ミートボールと思い誤り食べたのが初体験です。これ以外にも似たようなド甘いデザートがたくさんあり、いずれもド甘い。お汁粉や羊羹、きんつばなんてもんじゃない。甘い物大好きな私でも辟易、「カロリー」とか「血糖値」なんて言葉が頭をよぎるのですが、慣れるととこれが結構おいしいんですよね。

 

ところで、この国の美人の基準はお腹がタップタップしていること。ですからご婦人方はサリーの隙間からタップリ太った横腹を自慢げにみせて歩いています。食料が満足に行き渡らない時代が長かったので、太っているということは富の象徴、上流階級はお砂糖たっぷりのお菓子を沢山いただいて豊満な体形を得る一方、下層階級はガリガリ、カロリー補給のために甘い物を渇望しているというわけでしょう。


それにしてもド甘い。

こういう食文化の背景のひとつは、高温でも食べ物がいたまないように、脂や砂糖を多用するという事情もあるようですが、それではわざわざ甘いお菓子を作る理由の説明になりません。酒を飲まない人やベジタリアンが多いので、カロリーを油や糖分で補う必要があるし、楽しみやストレスの発散を甘いものに求めているというのも原因のひとつでしょう。

 

でも案の定、健康への悪影響が問題視されています。

国際糖尿病連合(IDF)によると、インドの糖尿病患者(20~79歳)は2024年時点で約8980万人で中国に次いで世界第2位、50年には1億5670万人に増えると予想されているのだそうです。経済成長に伴い、肥満や高血圧も都市部を中心に増加しており、このため政府は国民の健康対策を重要課題に位置付け、まずは対策として包装食品に警告表示を義務付ける方向で動きだしました。


インド食品安全基準局(FSSAI)は8月下旬、塩分、糖分、脂肪分が過剰に含まれた包装食品の前面に赤色の六角形の警告表示を付ける制度案を発表しました。そこで面白いのが、食品安全基準局と最高裁との間で、適用範囲、時期をめぐって綱引きがおこなわれているらしいんです。

 

案は3項目のうち2つ以上で基準を超えた商品を当初の表示対象とし、いずれか1項目だけが基準を超えた商品への適用は当面見送るという内容だったのですが、最高裁の判事らは、1項目だけが基準を超えた商品への適用時期が明確に示されていない点を問題視、制度が骨抜きになる恐れがあるとの懸念を示し、当局に科学的根拠に基づく早期導入を求めています。なぜここで最高裁がでてくるのが不思議ですが、なにせ不思議の国インドですから。

 

まあ、そんなことしても、グラブジャムンはじめ伝統的な甘いお菓子はなくならないでしょうね。おまけに清涼飲料など新手の甘味料が普及してきましたから、ますますインドには美人がふえていくことでしょう。

 

 

*****

タワゴトにお付き合いいただきありがとうございました。

明るいウソをモットーとしています。万一どなたかを傷つけるような内容があったらご指摘ください。

たまには旅行にいくようにしています。海外一人旅など記録を、「ついでにちょっと旅」に残していますのでよろしかったらご笑覧ください。

10日付で、「白人優位の世界はいつまで?」でモンゴロイド、頑張ろうぜという、思い切りウヨクチックなことを言っちゃいました。

またそのちょっと前には、「韓国は反日から親日へ、定着するか」なんて話題を出しました。

この流れで、今日のお題は「韓国好き?嫌い?で、日本は?」

 

というのも、先日、韓国のソウル、インチョン(仁川)空港を利用する機会がありました。

メチャクチャ広い、イラン情勢も影響してですが、2026年上半期の利用客数はロンドン・ヒースロー空港やシンガポール・チャンギ空港を抑えて世界一だったそうです。入国出国もスムーズだし、シャワー室があるわ、ウォッシュレット(シャワートイレ)付きのトイレがあるわ、設備は完璧、広すぎるので難儀しますが。素晴らしい空港です。

 

韓国(大韓民国)って国、お隣だし、歴史的にも因縁浅からぬ、なにかと複雑微妙な存在です。この国、あるいは韓国人、朝鮮人に対するイメージも愛憎も、人や時代によって様々でしょう。

 

でも、単純に見て、人口日本の半分以下の小国、地政学的にも有利ではないのに、急速な経済成長と世界的な文化・技術的プレゼンスを獲得したという意味では頑張っているようです。今は良好な関係担っているとは言え、しばしばいわれのない反日に走るこの国、好きじゃありませんが、率直に申して偉いと思います。

 

少しこの国について勉強してみました。

 

1.  エライところ

韓国は国土面積が日本の約4分の1、人口約5,100万人と国勢の絶対量としては中規模ですが、一人当たりの経済指標においては日本と同等以上の水準に達しています。   

・2023〜2024年にかけて、米ドル換算の一人当たり名目GDPで韓国が日本を逆転しました。これには円安の影響も大きく関係していますが、水準としては両国とも3万5,000ドル〜3万6,000ドル前後で推移しています。  

・ 物価水準を考慮した実質的な購買力(PPPベース)では、数年早く日本を逆転しており、G7主要国に並ぶ水準まで上昇しています。

・半導体(DRAMやNAND型フラッシュメモリ)、ディスプレイ、造船、自動車、電気自動車用バッテリーなどの分野で世界トップクラスのシェアを持ちます。

 

2.  その背景

終戦直後の貧困国から高度経済成長を果たし、「漢江の奇跡」と呼ばれる発展を遂げた背景には、以下のような特異な成長モデルがあります。

・サムスン、現代(ヒョンデ)、LG、SKといった大企業グループに資本・人材・政府支援を集中させ、スケールメリットを生かして世界市場に挑む輸出主導型の産業構造を作り上げました。

・朴正熙政権期をはじめとする開発独裁の下、特定の重要産業を国家主導で育成しました。各企業もグローバル投資競争への追従、「パリパリ(早く早く)」精神に象徴される意思決定の速さと、従業員の酷使が功を奏しました。

・天然資源に乏しいため、人材育成に莫大な投資を行いました。大学進学率はOECD最高水準であり、優秀な人材が技術開発と海外展開を支えてきました。

・1990年代の通貨危機(IMF危機)以降、政府主導でITインフラ整備とコンテンツ産業(映画、ドラマ、K-POPなど音楽)の輸出戦略を進め、世界的なソフトパワーを獲得しました。

 

3.  影の部分

反面、社会・経済の深部には深刻な歪みが生じています。

・出生率は0.7前後にまで低下しており、OECD加盟国の中で最も低い水準です。このまま推移すれば人口減少と社会保障費の爆発的増加が将来の成長可能性を強く圧迫すると思われます。

・一握りの大企業と圧倒的多数の中小企業・非正規雇用の間で賃金格差・処遇格差が激しく、若者の間で熾烈な受験戦争・就職難・住居価格の高騰が問題化しています。

・不動産投資や過度の借入により、GDP比での家計負債率が先進国の中で非常に高い水準にあります。金利上昇や不動産価格の下落が経済の大きなリスク要因となっています。

・輸出依存度が極めて高いため、米中対立、グローバルサプライチェーンの断絶、主要輸出先(中国・米国)の景気動向に全体の経済が強く左右されます。

 

4. 日本との関係

◯ 日本からの寄与・貢献

・日本統治時代(1910〜1945年)において、自国の統治・戦争遂行目的とはいえ、鉄道・港湾・学校・行政制度などのインフラや制度の基礎整備が行われました。

・かって朝鮮王朝は甲午改革(1894年)により、公式文書において従来の漢文絶対主義を改め、ハングル(国文)の使用や漢字ハングル混用を公認していましたが、併合前の朝鮮半島では、一部の知識層を除き民衆の識字率は非常に低い状態でした。日本併合後、朝鮮総督府はハングルを体系だったものに整備し、公立学校(普通学校)を建設し、そこで「朝鮮語」を必修科目としてハングルを教えました。これにより、ハングルを読み書きできる民衆の割合が飛躍的に高まりました。本当は漢字もっと使って併用するようになっていれば、と思うのですがこれは彼らの決めるべき問題。

・日韓基本条約(1965年)と資金・技術支援国交正常化に伴い、無償3億ドル・有償2億ドル(当時の韓国の国家予算の約2倍に相当する規模)の経済協力金を提供しました。この資金は浦項製鉄(POSCO)や昭陽江ダムなどの建設、高速道路網の整備に投入され、「漢江の奇跡」の直接的な原動力となりました。

・韓国の造船・電子・自動車産業の立ち上げ期において、日本の製造業から多くの技術指導や技術提携が行われました。また、韓国製品の製造に必要な基幹部品や素材・製造装置の多くを日本から輸入する構造が長く続き、韓国の成長が日本の製造業の利益にもつながる相互依存関係が作られました。

◯ 日本からの被害・負の歴史

・約35年間にわたり主権を奪われ、皇民化政策の下で言語(朝鮮語)の使用制限や創氏改名などが推し進められ、民族的なアイデンティティや伝統文化が抑圧されました。

・第二次世界大戦末期を中心に、労務動員(徴用工)や慰安婦問題など、韓国が主張するように直接的な強制ではなかったにしても多くの人々が意に反して過酷な環境下での労働や尊厳の毀損を強いられました。これらは終戦後も長きにわたり個人のトラウマや外交上の懸案事項として残り続けています。

・戦時体制下における食糧(米)の強制買付や金属類の回収など、戦時統治に伴う経済的搾取が行われました。

 

日本との関係は負の側面だけを協調、「自力で這い上がり、世界のトップランナーの一角に加わった」という強いプライドを持つ一方で、過酷な国内競争や少子化という深刻な国内事情を抱えています。

 

でも、こうして韓国の成長の軌跡をたどると、日本との共通点が多いですね。

通商産業省はじめとする官指導のもと、資源を集中、国民も有形無形の圧力の下、あるいは自発的に働き蜂となって成長を支えてきました。大企業と中小企業との「二重構造」も長年問題視されてきました。かっては内需が乏しく、輸出依存だったので、アメリカや近隣諸国との摩擦も生じてきました。

こう言うと韓国の人に叱られますが、日本の制度を取り入れ、資産を引き継ぎ、賠償という支援を得、日本から学んできたのですから、当然でしょう。後発メリットで、それに日本の失敗を学んで、スピード経営をすすめてきたのが今日の成功を、また、その影の部分も産み出したのでしょう。

(「意思決定の速さ」の部分については、我が国は真逆で今も昔も全くかわりませんが、下からの創意工夫の積み上げ、過剰品質と丁寧な仕事、走り出したら一丸となって動くという持ち味とも裏腹だと思います。)

 

そう考えると、あちらさんはどう思うか知りませんが、なにか親近感を覚えてしまいます。

 

でも、改めて思うのですが、日本はもっと凄い。

何より長い歴史を持ち、その間国内の小競り合いはあったにしても、戦後の何年かを除き外国からの植民地支配うぃうけず、狭くてロクに自然資源もないなかで、世界の大国に名を連ねているのですから。

 

話をインチョン空港に戻します。

ここは世界のハブ空港を標榜、韓国国内への旅客以外の乗継客も大勢ここを経由しています。中には数時間以上の乗り継ぎ時間のある人も多く、乗り継ぎ時間が4時間〜24時間ある旅行者を対象に、ソウルや仁川市内をめぐる無料トランジットツアーが提供されています。遠方へ飛ぶ場合、値段の高い直行便のかわりに、ソウル(インチョン)経由便をつかうと、大抵の場合格安になります。ヒマのある人にとっては、乗り継ぎ時間の不便さを逆手に取って、ちょっとした韓国旅行も楽しめるというわけです。

 

そして、我らが成田空港。実は、ここでも無料トランジットツアーがあることを知りました。コロナ禍で休止していましたが、10月1日から再開されるようです。

在住者にとって利用する場面はありませんが、到着から出発までに6時間30分以上あること、5日前までに専用サイトから事前予約が必要という制約がありますが、周辺の成田市・多古町・芝山町・香取市・神崎町・栄町の6市町から選択できるそうです。流石に浅草、ディズニーランドはありませんが、こういう辺鄙な(失礼!)場所の魅力を味わってもらいたいものです。

国内では成田以外ないようですが、大阪や福岡で、こんなの出来たら、例えば東京から福岡経由で台湾に行く、なんてのもたのしめるのになぁ。

 

*****

タワゴトにお付き合いいただきありがとうございました。

明るいウソをモットーとしています。万一どなたかを傷つけるような内容があったらご指摘ください。

たまには旅行にいくようにしています。海外一人旅など記録を、「ついでにちょっと旅」に残していますのでよろしかったらご笑覧ください。