(7月31日に予定記事段階で一瞬フライイングしたので、重複しているかもしれません。)

 

私、日本酒党。

昔は臭くて嫌だったのですが、ここ十数年、ぐんぐん品質がよくなって、純米吟醸なんて、香り、爽やかさ。リーゾナブルな値段なのに高級ワインより上。高級ワイン飲んだことないのでこれは想像ですが。

ちなみに純米大吟醸のほうが磨きが多く、お値段も高いのですが、すぎたるは及ばざるが如し。

(すぎたるは、と入力したら杉樽と変換された、お見事!)

 

でも、夏になると、蒸留酒がいいですね。おかずの関係でしょうか、出番が増えます。

先日、北海道に行ったので、余市に立ち寄り、産地限定のウィスキーを買い求めてきました。

「余市ピュアモルトブラック」「余市 シェリー&スイート」、いずれもご予算の関係で小瓶ですが。

 

帰宅後、家族といっしょに開封、試飲したのですが、いずれも美味しく満足感に浸っていたところ、ラベルを見ていた娘が一言 「製造 千葉県柏市増尾」って書いてある。

 

腰が抜けました。飲みすぎたせいもあるけれど。

確かに両方ともそう書いてある。柏市って言えば、同じ県内、ご近所ではないですか。

まさかと思って、以前仙台駅で買った、宮城県限定販売と銘打っていた「伊達」を引っ張り出して調べたら、これも同じく。

 

これって詐欺では。

聞くところによると、ニッカの場合、余市蒸溜所や宮城峡蒸溜所で、蒸留、熟成後に柏工場で瓶詰めしているのだそうで、だから製造所は柏市。

でも、お魚の場合、例えば東インド洋でとったものを焼津港で水揚げしたら、産地表示は東インド洋のはず。ほかの食品についても最近「食品表示基準」が厳格になって、産地偽装は封じられているはず。

大手メーカーがこんなことやってよいのでしょうか、消費者庁に通報してやりました。「余市製造とは書いてありません、余市限定販売と書いてあるだけで、お客様の早合点です」と門前払いでしたが。

 

いやー失敗でしたが勉強になりました、覆水盆に帰らずといいますが、飲んじゃった空ビンはもとにもどりません。

もう金輪際、ニッカウィスキーや親会社のアサヒビールの製品は飲んでやるか、と、書きかけましたが、美味しかった。ま、良しとするか。アサヒ新聞だけは前から拒否していることだし。

 

今度、京都か大阪に行く用事があったら山崎に寄って試飲付きの工場見学させてもらおうかな。

いや、近くの白州でもいいんですが、駅から遠いので車でいくしかないしなぁ。

 

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タワゴトにお付き合いいただきありがとうございました。

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