いやー酷いものです。

そりゃ、民主主義ですから立候補の自由はありますが、明らかに売名目的や権利転売目的、酷いものになると他候補妨害目的で立候補する輩が大勢います。またそれを煽る人がいます。

民主主義のありがたさ、選挙の大事さを全く踏みにじる行為です。

 

前からそうでしたが、今回の東京都知事選挙では既に56名が立候補しているそうです。前回も過去最高で22名でしたから、超絶新記録です。

真面目な方もおられるのでしょうけれど、本当に困ったものです。(もっと困るのは「有力候補」が地獄の選択になっていることですが)

 

選挙管理委員会が用意しておいた掲示板は48名の枠を用意してありましたが、明らかに不足で対応に追われているようです。第一、そんなに沢山あったらほとんど誰も見ないのに、それでも公平に場所を提供しなければならないわけです。

 

もっと困っているのが我らが視聴料ぼったくりNHK。

政見放送は総務省の実施規程などで候補者1人当たり5分30秒の枠で計2回放送されることになっており、公共放送として政見放送の放映を義務付けられていますが、仮に50名とすると、ギリギリ5分30秒づつでも、5.5x2x50=550分=9時間10分を当てる必要がでてきます。前回は20人で4時間18分かかったということなので、実際には11時間位かかる見込みのようです。

 

深夜時間にというわけにもいかず、政見放送ばかり流していてはますます視聴者離れを招きかねず、苦慮したNHKは、最新技術でマルチスウィンドウを採用することにしました。 

ピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)という技術で、例えば大河ドラマをみながら、画面の一部に小さく政見放送を表示する技術です。

 

しかしながら、選挙管理委員会から、大事な政見放送を、ドラマやバラエティーの片手間に見させるのはいかがなものか、という横槍がはいり、マルチビューを検討しています。

これですと、画面を縦横それぞれ8つづつ、合計64分割し、同時に表示するものです。

もちろん音声も同時に流れます。

 

まあ、どちらにせよ、最近のテレビは面白くなく、ニュースと天気予報くらいしか見なず、素直に受信料を払い続けている私には関係ない話ですが。

 

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タワゴトにお付き合いいただきありがとうございました。

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たまには旅行にいくようにしています。海外一人旅など記録を、「ついでにちょっと旅」に残していますのでよろしかったらご笑覧ください。