昨日は若者が海外に行きたがらないと老人の繰り言を申しましたが、今日もボヤキ。

 

英語を公用語にするなんて企業があります。そりゃグローバル人材活用のために必要と考えた企業の勝手ですが、日本語ネティティブがほとんどの職場や会議で、下手な英語をつかっているんじゃ、疲れるばかりで碌な発想、コミニケーションが生まれるとも思えないんですけど、どうやっておられるのか。

 

それは良いとしても、英語で授業をするという大学が出てきました。なんのためかわかりませんが、少子化で学生が来なくなったから留学生をいれるため? 授業の内容は二の次で語学学校ばりに英語を身につかせるため?

それでなくても大学入試に英語の配点が多すぎるのに、頭空っぽでも英語が達者ならいいということですかね。


EFエデュケーションファースト社から、2023年11月に2023年版のEF EPI英語能力指数ランキングが発表されました。

インターネット経由のオンラインテストの結果だといいますから、そもそもオンライン環境があって英語に興味をもつ人が対象なので、これがその国全体の英語レベルを表すものではないと思いますが、誇るべき結果が出てています。


◯非常に高い英語能力: オランダ1位、シンガポール2位、オーストラリア3位 ほか欧州諸国、  
◯高い英語能力:  フィリピン20位、マレーシア25位、香港29位

◯標準的な英語能力: 韓国49位、ネパール57位、ベトナム58位、バングラディッシュ60位、インド60位  
◯低い英語能力: パキスタン64位、インドネシア79位、中国82位

 

そして日本はというと、堂々の87位(低い英語能力)

ちなみに、その他のアジア諸国では、ミャンマー90位(低い)、カンボジア98位(非常に低い)、タイ101位(非常に低い)  

なにしろ、非英語国で、母国語で高等教育を受けることのできる稀有な存在が我が国。

博士過程のひとでも日本語で研究できます。海外に論文を出すときも、翻訳ソフトが進化していますから多少の英語力があれば翻訳間違えを正せるし、テクニカルタームを補うこともできますから問題ありません。

仕事だって国内市場は大きい、一部の観光業の人と、海外ビジネスをする人だけ勉強すれば間に合います。

 

中学校で学ぶ最小限の英語がわかればいいんです。海外旅行に行っても大丈夫です。

変な英語コンプレックスに染まっている暇があったら、ほかで頑張り日本を強くしましょう。

サブカルの世界が良い例です、日本で良いものを発信すれば、海外のひとが日本語を学ぶようになります。日本語の普及はまだまだですが、日本の字はかなり普及してきました。絵文字(EMOJI)のことですが。

 

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タワゴトにお付き合いいただきありがとうございました。

明るいウソをモットーとしています。万一どなたかを傷つけるような内容があったらご指摘ください。

たまには旅行にいくようにしています。海外一人旅など記録を、「ついでにちょっと旅」に残していますのでよろしかったらご笑覧ください。