先日、2022年の活動の報告を含めて、日頃よりナショナルチームを支えてくださる公益財団法人JKAへと、ご挨拶に伺いました。
大きな花束をいただいたことも嬉しかったですが、お気持ちで、僕が和菓子が好きと言うことで、虎屋の羊羹を準備してくださったご配慮にとても感謝しています。本当にありがとうございます。
初めて競輪業界の本部へ足を運びましたが、なかなか普段いけるような場所でもないので、気が引き締まりました。ですが、役員の方々と少しばかりお話をしたことで、また頑張ってやるぞ!と言う風な気持ちになったのは、正直なところです。結果を残せば、こういったところにも足を運ぶ機会が増え、またがんばりますと一言言えば、それは自分にも大きなプレッシャーを与えることになり、結果を残せざるを得ない立場を作る。そうすることで自分には嘘がつけなくなる。がんばらなくてはいけないと言う気持ちになる。
そういうメンタルの持ち方と言うのもとても大切だと思いました。
日本中距離、自転車競技界で史上初の世界選手権金メダルを獲得した。(競輪選手に所属しながら、銀メダルと言う事はとても快挙と言っていただきました。)
そのことにより、競輪選手のランクが上がり、A級から、S級2班へ特別昇進することができました。
この特別昇進にとても意味があり、、中距離の選手が自転車競技を続けていく上で、どのように競技と生活を両立してやっていくかなどの疑問が多くあるのが、今の日本自転車中距離界だと思う。
僕の場合、競輪選手でもあり、ブリヂストンの所属選手でもあり、ナショナルチームにも所属している。
例えば、これからの高校生や大学生がオリンピックを目指す上で、競輪選手に所属しながら、オリンピックを目指すと言うスタイルがどんどん増えてくれば、本当に理想のスタイルだと現時点では思います。
競輪のスピードが競技やロードレースでも併用できる。また、競技やロードレースの持久力が競輪の時給力にも活きてくると僕は思います。
そのような中距離選手を目指す次世代の選手へのロールモデルになるのではないかと、競輪業界を支える役員の方々に口を揃えて言ってもらえた事はとても嬉しく思います。
例えば、カヴェンディッシュや、ヴィヴィアーニが日本の競輪で走れたら、S級には間違いなくいると思うから。
それが世界のレベルで、僕も競技を続けている上では、世界レベルのロードスプリンターを目指すことが、KEIRINでも上に行く力になる!と、
昔から思っています。
また来年の世界選手権でも、表彰台に上がることができればロードレース出身の中距離選手として、いいアピールができると思います。競輪業界と一緒に、競輪、中距離や、日本の自転車ロードレースも
もっと盛り上げるきっかけに繋げていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
応援📣してもらえるように頑張っていきます!
窪木一茂