前回ブレッドボードの電源についてお話しましたが、

今日は、ボードの使い方についてお話します。

 

 

ブレッドボードも色々なものが出ていますがAmazonなどの格安品には

品質的に問題のあるモノのあるようです。

 

 

ブレッドボード国産品で品質も良く人気があるのが、サンハヤト製。

 

色々なタイプがありますが

これも、Amazonで販売されてる SAD-101  529円

 

 

と中華製のものより ちょっと高めです。

 

 

 

 

ちなみに、このサンハヤトのブレッドボードは品質の表示がしっかりされていて

安心できます。

 

 

 

文字が小さいので仕様の部分を書き直すと

仕様
・入数:1個
・絶縁抵抗:1000MΩ以上(DC500V/1min)
・使用可能線径(AWG):20~30 
(0.3Φ~0.8Φ)
・ポイント数:408 (6穴×2列×30行、電源+-2列 48穴)
・本体寸法(mm)幅×高さ×厚み:83×52×9
・静電容量:15PF以下(1MHz)
・抵抗値:10mΩ
・電流容量:MAX3A
・コード番号:816-3275

 

※赤文字は私の追加です。

 

で挿入されたパーツの足を挟む金具の材質はニッケルメッキとなっています。

 

もう一つこのSAD-101の特徴は、6穴が2列(よくあるのは5穴2列)

になっているので

ESP-32などのマイコンボードも取付することが可能です。

 

 

(但し、電源ラインは+、-が片側だけになります)

一般的なよくある電源基板(5V,3.3V)は、片側だけの通電となりなす。

(下の写真の様なモノ)

 

 

 

Amazonでは、他にもたくさんの種類のボードが出品されています。

それも、値段が格安なのですが仕様が明記されているものは少ないです。

 

色々とみていると中華製でも仕様が明記されているものも有ります。

(参考に)下のモノ  1枚498円

 

 

 

 

 

 

 

ブレッドボードの使い方として

 

Amazonのサンハヤトの説明書から参考図をお借りしていますが

 

 

 

部品の取付方は下の部品の配置を参考にしてください。

電源の取り方や、悪い配置例もありますので注意して下さい。

 

 

 

また、穴と穴を繋ぐジャンプワイヤは下の図の長さで作るとよいです。

(色は、参考です)

 

次に電源について

 
ブレッドボード用の電源として下の写真の様なモノを
使用される場合注意が必要です。
 
 
このサンハヤトのSAD-101(6穴×2列×30行、電源+-2列 48穴)
に使う場合は、下の写真の様にショートプラグに位置を変更する必要が
あります。
 
【電源注意】
※これは、左側の電源を生かす場合ですが
 
 
赤丸のショートプラグを抜き真中のOFFの位置に持ってきます。
下の写真
 
間違っても隣の3.3Vの位置に持ってきてはいけません。
 
このプラグをOFF位置に持ってこないでサンハヤトのSAD-101に
使用すると電源がショートして壊れます。
 
 
 
 
 
今回は、ブレッドボードの一般的な使用方法について説明しました。
 
 
格安のボードもありますが
最初から部品を挿入するとスポっと抜けてしまうものもありますし
数回抜き差ししただけで接触不良となるモノもあります。
 
 
実験回路に使用することの多いブレッドボードのですので
少し値段が高くなりますが、信頼性の高いものを使う方が良いのでは
ないでしょうか。
 
 
しかし、このサンハヤトのブレッドボードを使っても
これも構造上永久的に使用できるものではないのであくまで消耗品と
考えるのが良いと思われます。
 
 
 
 
 
今日もご覧頂きありがとうございました。