今日も厳しい残暑の一日
しかし、午後から酷い雷と激しい雨・・・
百円ショップのSeriaで下のようなタッチタイトをセンサーライトに改造して
使っていますが
前回は、18650のリチューム電池を使っての改造の紹介でした。
今回は、商品をなるべく改造することなく格安でセンサーライトに変更することにします。
元々のSeriaのタッチライトは単三電池×4本 6Vで動作させるように作られています。
この乾電池で動作時間が連続点灯で8時間となってこのままでは
結構頻繁に電池の交換が発生してそうです。
そして、この商品は上の写真にある様に、ライトの下側を押すことによって
スイッチがONーOFFするようになっています。
そんなタッチライトをセンサーライトにして乾電池の交換時期を
長くしてみようと思います。
商品の裏からねじ4本を外すと簡単に分解することができます。
分解すると、上側のカバーと下の本体側に別れます。
本体側には、白い紙がかかっていますが、
この紙を剥がすと(この白い紙は使いません)
白い紙を外すと、中の回路がみえます。
いたってシンプル
3個のLED基板とスイッチそれに、単三電池ホルダーの電極にリード線が
半田付けされているだけです。
この回路に今回は、次のような部品を追加することによって
簡単にセンサーライトにすることが出来ます。
追加部品
その1) ドップラーセンサー基板 人感センサーです。
その2) CDS 明るさを検出し昼間は回路を停止させます。
その3) トランジスター LED回路をON-OFF制御させます。
この3点です。
その1)ドップラーセンサーについて これは、Amazonで安く手に入ります。
難しそうですが、接続する箇所は少しだけです。
センサー基板の裏側です。
基板表側及び裏側の左側がマイクロ波を発生させる送信アンテナと受信アンテナ
になっているようです。(たぶん?)
今回接続する端子ですが、裏側のほうがよくわかるので
裏側を見ていただき
Vin(電源+端子)
GND (電池-端子)
OUT (信号出力)
そして今度は、表側を見てもらうと
左上のCDSと書かれた□の部分がありますが、ここにCDSを取付ます。
CDSはこんな部品です。
そして トランジスターですが
今回使用したのは、一般的な2SC1815です。
このトランジスタ上の写真では、左からE(エミッター)、C(コレクター)、B(ベース)です。
このトランジスターの選定ですが、元々の回路のLEDの消費電流は150mA程度なので
とりあえずこのトランジスタで制御します。
完成は、下の写真の様になります。
センサー基板は、クールガン(ホットボンド)で取付ています。
矢印の3っのリード線の追加だけです。
実体配線図と回路図で説明するほうが簡単ですので
実体配線図で説明します。
3つの追加リード線は、下の実体配線図のようになります。
先に、CDSをセンサー基板のCDS取付穴に半田付けしておきます。
CDSの足は、絶縁チューブを入れ長めにしておきます。後で光の方向に向きを変えるため
追加変更の配線です。
1)元々の回路の配線で電池のマイナス端子側の配線を切り
それをセンサー基板のGNDに接続します。
2)トランジスターのE(エミッター)をセンサー基板のGND接続
3)トランジスターのC(コレクター)をLED基板のマイナス側に接続
4)トランジスターのB(ベース)をセンサー基板のOUTに接続
配線は、これだけです。
回路図で書くと
赤の破線の部分が今回追加したものです。
Seriaで4本100円で購入した単三電池で1ヵ月程度は実用になります。
今回使用部品
ドップラーセンサー(RCW-0516)はアマゾンで5個で589円(118円/個)
トランジスタ(2SC1815)秋月電子20個100円(5円/個)
CDS(GL5528)秋月電子4個100円(25円/個)
秋月電子通商のリンク
もう一つ、
センサー基板に半田付けする箇所をなるべく少なくするために
ヘッダーピンとソケットを使いました。
こちらも、アマゾンでピンとソケットで購入できます。
(ちょっと数量が多いですが)
※簡単な改造ですが、改造は自己責任でお願いします。
今日もご覧頂きありがとうございました。