7月も20日を過ぎ子供たちは夏休みですね。

 

北部九州の梅雨明けはまだ少し先のようですが、連日猛暑日です。

 

 

 

5月頃から、PICマイコンに興味があって少しずつプログラムの勉強とかを

やっているのですが、英語の単語を覚えるの同じで直ぐに忘れます。(笑い)

 

 

というのも、PICマイコンを使って電子回路を組立るのには、少しハードルが

高いのです。(私にはですよ)

 

 

 

PICを使った電子回路を組み立る流れをまとめてみました。

 

 

この中でMPLAB XIDEというPICマイコンを製造しているメーカーの

マイクロチップテクノロジー社がPIC用の書込みツールとしてこのソフトを

無料で配布?(使用できる)様にしているのですが

 

当然、このソフトの使用方法を学習することも必要ですが、これを書く為に

C言語というプログラミング言語の知識が必要となります。

 

すでに、このC言語も広く一般的に学べる様になっていてマイクロソフト社

からVisual Studio Cod というソフトをダウンロードし学習できるようになっています。

 

 

 

それで、すこしずつ始めたのですが、このソフトだけの問題でなく

ハード側にも問題がでることが判明。

 

ハードの問題・・・・  電子回路の組立

 

 

それは、多少の知識があると自負?していたのですが、簡単な問題でも

分からないことが多いいのを改めて感じました。

 

 

 

前置きが長くなりましたが

 

 

 

今回は、その経験したハードの問題を簡単にUPしてみます。

 

 

上にチャートの3番で

 

PICマイコン用に電子回路を組み立るには

一般的にブレットボード(パン板=まな板?)を使うのですが

↓写真

 

裏側は1mm程度の両面テープが貼り付けてあります。

 

このボード用には、下の写真の様な専用の電源回路もあります。

この電源は、DC5Vと3.3Vを供給することができるのですが

 

私は、手持ちのDC12VのACアダプターを接続して5Vを作って使っていました。

 

 

ところが、作ったプログラムをPICマイコンに落とし込んだんですが

なぜか、回路が思ったように動かない。

 

 

このプログラムは、お手本のプログラムで間違いのないものでした。

となると・・・

 

 

回路の間違いとなりますが

 

何度回路を見直しても、簡単な回路なので間違い様がない・・・

 

 

電源のLEDランプも付いているし、データーを落とし込むときにLEDも

点灯するので電源も供給されているだろう・・・・

 

テスターでマイコンのVDD(電源)を測定すると3.7Vほどしかない。

 

 

 

そこで、電源の不具合を考えて回路をみると

 

 

基板上には、同じAMS1117で5V用と3.3V用が乗っています

 

 

5V用のICの一次側には12Vが印加されていますが、出力には

3.7Vしが出力されていませんでした。

 

そこで、この電源用ICの不具合と考え交換することに

 

 

かなり小さなICなので、ハンダ付けで取ることが困難と考え

切り取ることにしました。

 

ニッパーで足を切断し、上のプレート部は半田を外すことで対応

 

とりあえず、外すことが出来ました。

 

 

このAMS1117というICは、アマゾンで安く販売されていて

10個が750円ほどでした。(1個だけでいいのですが・・・)

 

10個パックで翌日には、届くという早さ。

 

しかし、パッケージの説明では、肝心のICの品番は記述されておらすICの形状だけ

書かれていました。(意味不明)

 

送られてきたICをハンダ付けしたものが下の写真です。

 

品番が鮮明ではありませんね。 モノは大丈夫かと心配

 

 

ハンダ付けは、そんなに面倒ではありませんでした。

 

このICを交換して電源部は5V供給正常となりました。

 

 

 

たぶん、電源の入っているときに回路を抜き差し、リード線がショートしたのではないかと思います。 とするとこれからも度々発生するかもですね。

(10個まとめて買っておいて正解ですね。)

 

 

 

それともう一つ、このブレットボードですが、

差し込む部品やリード線の太さですが0.3~0.8mm程度とされています。

 

このソケット部分ですが、拡大してみるとすでに開ききっている部分が

あります。

 

ここに、細めの部品を挿入すると接触不良が出ます。

 

 

このボードも消耗品と考えたほうが良さそうです。

そして、ボードに挿入する部品の足をノギスなどで測って太い脚は

できるだけ挿入しないことでソケットの広がりを防ぐのも手かなと思います。

 

 

 

 

今回は、電子回路でも気が付きにくい不良がでるという話でした。

 

 

 

今日も、ご覧頂きありがとうございました。