桜も満開の後の春の嵐   

アッという間に散って今は葉桜です。

 

 

我家の庭にある2本の柑橘類  甘夏とグレープフルーツですが

 

 

今、花をつけ始めました。

 

 

こちらは、甘夏の花  

 びっしりと花が付いています。 まだ、開く前ですが

 

そして 下が グレープフルーツの花

 

この木は、種から大きくなった木です。

 

2年はど、木を切り過ぎて実が成りませんでした。

 

 

今年は、どんな実が取れるか楽しみです。

 

 

 

さて、表題のデジタルアンプの件ですが

 

 

TPA3255を使ったデジタルアンプ 

ノイズレベル等の性能が良さそうなのでAliExpressで購入しました。

 

 

どんな性能なのか、

シャーシに組み込む前に動作試験をしないといけなかったんんですが

やっていませんでした。

 

 

試験をする前に、

アルミ板を加工してシャーシを作り、電源を入れ 入出力の端子を付け

 

 

一応完成したのが、こちが

 

 

ジャックダニエル3Lの空箱にいれています。

 

 

後ろ側に入出力の端子を付けていますが

このアンプを実際に音を出すと・・・

 

 

 

結構大きな電源投入時のノイズが発生。

 

 

特に、電源OFF時が音が大きくスピーカーへのダメージが心配でした。

 

 

そこで、ノイズ対策として、もともとアンプに機能として付属している

ミューティング回路を利用することにしました。

 

 

電源投入時の雑音は、

 ・電源ONは、1秒以内程度で発生

 ・電源OFF時は、3秒程度後に発生します。

 

そこで、取り敢えず、手持ちの遅延回路を使ってやってみることにしました。

 

 

遅延回路は、中国製の格安で10秒程度の遅延が出来る回路です。

以前まとめてAmazonで購入したものです。

 

この回路は、12V動作なので外部がら12Vを加えリレーのNC端子側に

アンプのミューティング入力を繋いで実験。

 

 

電源ON時は、3~5秒の設定で十分に使えます。(いたって当然・・・)

電源OFF時も外付けの12V電源の電源を切ると直ぐに遮断されてOK

 

 

これなら、行けそう・・・

 

 

但し、今回の電源は24Vなのでこの基板をそのまま使うことが出来ません。

 

 

そこで、タイマーICのNE555を使って回路を作ることにしました。

 

(先回もご報告した内容です。)

 

 

NE555をブレッドボードにのせ、必要なパーツを取付けて

上の12V回路を作ってみると一応、正常に動作しました。

 

さらに、電源電圧を24Vとするために

NE555の出力にフォトカプラーを付け24Vリレーが動作するようにし

NE555の電源も24Vから抵抗で分圧して取り出す様にしました。

 

 

 

ところが、動作がチャタリング状態でON-OFFとなり止まりません。

対策として、分圧して555に加える電圧の箇所に100μの電解コンデンサーを

挿入しると、チャタリングが止まり1回の動作でONとなるのですが

 

 

時間を変更のボリュームを廻しても調整が出来ません。

 

 

 

どうしても、この対策が出来ないのでこのNE555でタイマー回路を作る

ことは、やめて別の方法を検討。

 

 

 

最初の中華製12Vタイマー回路を

24V電源から12Vを作り使うことに変更しました。

 

 

電源の24Vから、12Vへ変更するのにLM317というICを使い

今回使った24V電源回路図をそのまま採用して 12V電源を作ることに。

 

 

実際に作ったのがこちがこちら

 

 

単に、12V電源回路を遅延リレー回路と組合せただけです。

(笑い・・・)

 

 

 

そして、実際にアンプと接続してみると・・・・

 

 

あれ? 

 

電源ON時は、ショックノイズは出ませんが

電源OFFの時のノイズは、同じ様に出ています。

 

 

原因は、24V電源をOFFすることによりリレー回路の12V電源も切断されるので

すが、電源のコンデンサーにチャージされて電荷が無くなるまで12V電源は切れません。

 

 

 

電源の平滑コンデンサーに溜まっている電荷を早く放電させる方法を

考えないといけません。

 

 

残念ながら、この対策も具体的なアイデアが浮かばず・・・ボツ・・・

 

 

 

そして、最終的に考えたのが手動のスイッチでミューティング回路を

ON-OFFすることです。

 

 

 

一番簡単なのは、音量ボリュームをスイッチ付きに変更して

音量ボリュームを廻してミューティング回路がOFFになるようにする

ことです。

 

 

しかし、このやり方では、ボリュームに付属したスイッチは、ONで

接点が閉じるので、ミューティング回路の動作とは逆です。

また、リレーを入れるか?

 

 

簡単な回路にまた、リレーを使うのもと思い

最終的に、スイッチをもう一つ取付けることにしました。

 

 

 

下の写真は、ミューティングの為のスイッチを付けて動作確認中です。

 

このスイッチは電源スイッチが入った後にONさせ

電源スイッチを切る前にOFFさせる必要があるので、表示用のランプを取付ける

ことにしました。

 

 

入出力端子部の中にスイッチと表示用のLEDを取付けることにしました。

 

 

 

このスイッチでミューティングをON-OFFさせているのですが

 

実際に使ってみると

 

電源スイッチは箱の下でしかも後ろのため、通常の操作はこのスイッチとなり

このスイッチでアンプのON-OFFするため、不具合は感じません。

 

 

 

電源ON-OFF時のノイズ対策は、超アナログのスイッチ対応となりました。

 

 

 

 

 

今日も、ご覧頂きありがとうございました。